質問があったので、答えておきます。

地域と学校には温度差があって、うまく話し合いができないという状況にあります。集まってみても声の強い人、いつも喋る人しか話していない気がするんです。この温度差はどうしたら埋まりますか?

地域と学校の温度差って結構ありますよね。
そして、その温度差は「うちは地域と学校の溝が深くて…」みたいな話をする方がおりますが、大体どこでも共通です。

どの地域でも、温度差はあるし、溝はあります。

では、一体どのようにいろんな方を巻き込んでいくか?のお話をします。

プラットフォームを創ろう

プラットフォームとは、人が集まる居場所みたいなものです。

それは別に部屋でもいいし、施設でもいいし、オンラインを駆使したものでも構いません。

これがあることで、何が出てくるか?というと、帰属意識です。「ここが自分の居場所だ」と思ってくれるようになるのです。

月に一回、カフェを開いているケースもあれば…

カフェたまり場

オンラインではサークルスクエアが良いと思います。

PTAでもよく使われていますね。

オンラインを駆使したPTA
八王子市PTA連合会

雑談しよう

なぜプラットフォームが必要なのか?というと、雑談が生まれるからです。雑談には『本音』が垣間見える瞬間があり、そこから何かが生まれるきっかけができます。

学校で駄菓子屋や、保健室をカフェにしている先生がいました。やはりそこで、悩みを共有する瞬間があったり、仲良くなれたりするようです。

テーマを設けた対話会を開こう

人は課題意識が向いているところにしか出ようとしません。

なので、課題意識を引き出すために『これってどう思う?』っていう抽象的なテーマを設定した対話会を開くと良いでしょう。

そこに興味がある人がだんだん集まってきます。

これはEdcampや、ワールドカフェが手法として有名ですね。

T-KNITだとLHR -Learn Hack Room-なんかをやっています。

こういう対話会を開いて、毎月継続して行うことで興味のある人が集まってくる…その場がコミュニティにもなってきます。

そんな感じで、今日はここまで。

何かの参考になれば幸いです!

より詳しく知りたい方はコミュニティ・スクールの作り方・進め方をご覧ください。