こんにちは。
今回の記事は「ブラック企業の社員の特徴」について。
ブラック企業とは言え、働いているのは「人」です。
ブラック企業というと悪い会社という視点ですが、同時にそこに勤めている社員がどこかおかしくなっている場合もあります。
(ブラック社員と呼ばれることもあります)
そこで今回の記事は、ブラック企業にいる社員の特徴をまとめました。
ブラック企業の社員ってどうなってる?
「ブラック企業」とは企業という名前がついている通り労働者に理不尽な労働条件で働かせるなどをする企業(会社)のことを言いますが、今回の記事でスポット当てるのはそのブラック企業にいる「社員」について。
ブラック企業とは言えそれを構成しているのは人、そこの社員です。
つまりブラック企業を知るのももちろん重要ですが、そこで働く人を知るのも実は大事だったりします。
ということで、ブラック企業を構成する社員の特徴をこの記事では紹介していきます。
ブラック企業の社員が陥る特徴
ブラック企業にいる社員の主な特徴を挙げています。
もちろん全員がこの状態ではありませんが、いわゆるホワイト企業と比べるとこのような特徴を持つ人が多いです。
この手の方が会社にいる場合は、注意しましょう。
長時間労働が当然と思っている
ブラック企業の中でも多い特徴が長時間労働。
多くの企業が朝から夕方(9時~18時)の勤務という形ですが、それに対して朝出勤して終電の時間帯まで仕事をするとかです。
労働基準法に照らし合わせると1日の労働時間は8時間に収まらなきゃいけないはずが、1日の半分の12時間をゆうに超えてますね。
僕が昔塾講師をやってた時は出勤が昼(13時)でしたが、深夜0時まで仕事をする事はよくありましたし、明け方4時まで仕事をしたこともありました。
ちなみに定時は22時でした。
そんな風に長時間労働が常態化している会社だと、社員もいつのまにか慣れてしまって
[chat face=”man1″ name=”ブラック企業の社員” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]これが普通だよ[/chat]
と思うようになってしまいます。
こうなると会社としても改善する気もなくなってしまい、いつまでたっても労働環境の改善につながらないのです。
実際僕も「これが普通」と思っていた時期がありました・・・。
慣れって怖いです。
同僚・後輩にも犠牲を強いる
上記の労働環境の改善について、「よしやろう!」となれば一番良いのですが、特にブラック企業においてはなかなかそうはならないです。
そしてそれが年を経ても続いて、後から入ってくる若い世代にも伝播してしまうという状態。
昔は今以上のパワハラなどブラック企業的な要素があったかもしれませんが、当然そういうのを今であったり未来にまで引き継いではいけません。
良い習慣は残すべきだし、悪い習慣は淘汰されるべきですよね。
未来に向けて変えるべきところは変えなくてはいけません。
体育会系の色が強い
上記のことを含めてですが、いわゆる体育会系の雰囲気が強い傾向にはあります。
上下関係が非常に厳しく、社長や上司の言うことは絶対みたいな雰囲気です。
(もちろん、常識の範囲内の上下関係はあっても良いと思います)
さらにここから派生して社長がワンマン経営をしたり、上司から部下へのパワハラやセクハラも発生しています。
上司などからこのような理不尽な仕打ちをしたらなかなか逆らいづらい。
あと最近よく聞くのが、朝礼や研修(主に新入社員研修)で怒号が飛び交うというパターンも多いですね。
個人的にもこういう怒号・大声というのは大の苦手ですが、この手の職場や社員はかなり危険度が高いです。
僕なら恐怖でその後の仕事が手につかないです・・・。
会社の労働環境に対して違和感を覚えない
さきほどの労働時間もそうですが、福利厚生、給料など様々な要因で、会社の環境が悪いと感じることはあるでしょう。
本来こういう悪い点は会社をより良くしていく、発展させていくという意味で改善を図るものですが、ブラック企業の社員ともなるともはや改善する気もありません。
いわゆる現状維持の状態になってしまいます。
悪い意味で「慣れ」が生じてしまうのです。
人は慣れてしまうとそれが普通と思ってしまって、そこから改善しようという発想も薄れてしまいますからね。
しまいにはあなた自身も蝕まれて、アクションを起こす気も薄れてしまいます。
惑わされずに自分を保つことが大事
人間というのは不思議な物で、上記の仕打ちを受けると心身にダメージを受ける一方で、慣れてしまう人も一定の割合でいます。
そしてその「慣れ」の雰囲気というのは、あなたをも蝕むことがあります。
それに惑わされず「自分」を保つことがすごく重要になってきます。
どうしても保つのが難しい場合は労働基準監督署など外部の機関に相談してみましょう。
もしくは社外の友人でも良いですね。
いずれにしても会社の外の人との接点を持つことで、自分や会社を客観視できておかしさに気づきやすくなります。
もしここで会社に洗脳されて、あなたもその理不尽さを受け入れてしまうと、あなたが将来上司の立場になった時に部下など後から入社した方にもその理不尽さが受け継がれてしまいます。
そして、結局何も変わらないという事になってしまいます。
僕は昔やっていた塾講師で心身ともに疲弊していた時に高校時代の先輩や先生と再会する機会がありました。
そこで当時の現状の話をしていく中で
[chat face=”man1″ name=”りょうた” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]自分の会社がおかしい[/chat]
という事に気づくことができました。
おそらく一人で悩んでいたり、社内の人とだけ話しいても気づくことはできなかったです。
この点からも、会社の外部の人の客観視な目線は重要だと考えています。
自分を保ち、善悪の区別はしっかりつけましょう。
辞めないとしても、今の自分を客観的に見ることは必要です。
ブラック企業を知るには社員を知ることから
[box04 title=”ブラック企業の社員の特徴”]
- 長時間労働が当然と思っている
- 同僚・後輩にも理不尽なことの犠牲を強いる
- 体育会系の色が強い
- 会社の労働環境の悪さに関して違和感を覚えない
[/box04]
そんなわけでブラック企業にいる社員の主な特徴をまとめた記事でした。
ブラック企業とはそれを構成してるのは人(社員)の集まりでもあります。
ブラック企業で働いている人を知る事がブラック企業を知る事につながります。
実際働いた時に「こういう人がいればブラック企業」という一つの目安にもなりますので、働く際は注意してみてみましょう。
ちなみにブラック企業ってどうやって作られるのか?
それは一人ひとりの社員が作る…という面白い本があります。
今回の話にも合いそうなので、ぜひ読んでみてください。
※この記事はぐにらぼに書かれていた別のライターの記事を移転しています。(許可済み)