質問があがっていたので、拾って答えていきます。
よくよく言われることですが
コミュニティ・スクールがある学校とない学校、何が違うの?
という疑問です。
僕個人の考えですが、コミュニティ・スクールがあるからと言って、何か変わるのか?というと
何も変わりません!!
じゃあ、コミュニティ・スクールなんていらないやんって思ってしまった方、そうじゃないのです。
「コミュニティ・スクールがあれば変わる」って
思っているから変わらないのです。
大事なのはコミュニティ・スクールを導入することじゃない
結局、コミュニティ・スクールって手段の一つなんですよ。
人を幸せにするための手段の一つでしかない。
もちろん、コミュニティ・スクールっていろんなメリットがありますよ。
- 地域が教育の活動をして報酬をいただける
- 地域が学校を動かせる
- 地域と一緒に良い学校を見直せる
- 軸を決めたら今までの働き方をぶっ壊せる可能性がある
他にもいろーんなことがあります。
でもさ…
武器って使う人の心一つなんですよ。
それを活かすも殺すも人の心次第で変わってしまう。
コミュニティ・スクールを入れたから変わるって思っていたら、今頃、日本はすごいことになってますよ。
でも、導入率は上がってても何も変わってないでしょ?
それは使う人の心が決めている。
大事なのって「自分たちの地域を、自分たちの身近な子どもを、自分たちの未来を幸せにしたい!」
そう思うことです。
それを思ったら、コミュニティ・スクールが大事なんじゃなくて、もっと大事な『幸せ』っていうことがあって、そこに向かってコミュニティ・スクールを使う。
もう一度言いますよ。
「コミュニティ・スクールは単なる手段です。
それを使ってどうしたいか?が重要です。」
アドバイザーの話よりも、自分たちの気持ちと本心と向き合う!
そして、そのコミュニティ・スクールを最大限に活かせるのは地域の人です。
だから、最終的に地域の人が本気になって自分たちの学校を創ろう!って動き出したら学校はより良い方向に変わっていきます。
僕のようなコンサルタントとか、アドバイザーとかの話は話半分で聞いてくれれば良いです。
答えは自分たちの地域で出すんです。大変だけど、それが一番正解に近いです。ポッと出のアドバイザーの話ばっかり鵜呑みにして、何でもハイハイ聞いちゃいけない。
そして、アドバイザーは偉そうにアドバイスするんじゃなくて、とにかく聞いたり引き出したりすることに徹する。
それだけやれば良い。
もちろん、自戒も込めて言っています。だから、コミュニティ・スクールじゃなくて、もっと大事な想いを見つけてみましょう。
何のためにコミュニティ・スクールを入れたいのか?を考えましょう。
ということで、ソルティーでした。
コミュニティ・スクールの制度的なメリットについて知りたかったら、僕の書いた記事を読んでみてください。