皆さんはSDGsという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
世界の教育や、環境、自然をみんなで守っていこう!というもので、17個のゴールが設定されています。
これは人類として取り組むべきゴールとして、設定されているのですが…とはいえ、SDGsってよく分からないって方がほとんどかと思います。
今回は対話の先生塾で難波 遥さんが講師として来てくれたので、そのレポートです。
SDGsを成し遂げたいのではなく、自分の人生を豊かにする
SDGsは世界の問題を言語化しただけ。
難波さんの言葉
自分の生きている本質に向き合っていきたい。だから学生団体を立ち上げたのがキッカケ。
とても大事なことだなって思っています。僕自身はというと、SDGsという言葉や意味をしっかり学んだりもしたんですが、ぶっちゃけこの言葉がそんなに好きじゃなかったりします。
SDGsってなんか企業の良いブランドイメージを見せるために使われてしまっていて、微妙な感じがあるんですよね〜。
んで、その企業って何やっているの?っていうと、意外と取り組んでないことが多くて、「本当にSDGsって分かってる?」みたいなものが、「SDGsは嫌い」に繋がっちゃうんじゃないかなって思ったりします。
難波さんがやっていることはこんな感じ。
SDGsをもっと身近にするためにグッズを作ったりもしているようです。
その理由は
もともとSDGsに興味がなかったけど、「なぜ、興味をもたなかったか?」から入った。それはつまらないと思っていたから。固い人だけがやると思ってた。
難波さんの言葉
面白くしていかなければいけない!
だからSDGsを面白くしなきゃいけない!絵にしてみた。
なんか社会問題ってこのように「頑張っている人だけが頑張れば良いや」みたいな感じに捉えられがちですが、人類が直面している問題で、身近なところから、できるところから一歩ずつ。
だから大きな貢献へと繋がるってことなんですよね。
手にとるだけでは誰も行動しない
グッズを作ってみた。だけど、グッズだけだとDoには繋がらない
難波さんの言葉
本当に大切なことってまったく興味のない人も、自然と貢献している状態になれるのがポイントなのかなって感じています。
自然からの愛、自然からの元気をもらったことがある。
難波さんの言葉
地球があってよかったと思うこと。
失恋した時に海に行った。自分の悩みはちっぽけだなって思った。
海に向かってバカヤロー!って叫ぶってあるんだけど、なんで辛いなって思った時、山とか海とかに行くんでしょうね(笑)
叫ぶとか、何かするだけじゃなくて、地球からのエネルギーがもらえることが大事なのかなぁ。
かつて、外国がやってきた時、日本のトップの人が、「俺を殺していいから、日本人をすべて助けてくれ。」と言われ、外国は自国に帰っていった。
難波さんの言葉
「日本という国はすごすぎる」では、その人を殺すのではなく、すてきな教育を殺すことにしようと思って、本を塗りつぶした。そんなことがあった。
社会問題に目を向けなかったのか?
自分自身の問題でもありつつ、みんなと同じように学んで、一緒にやることがよしとされた。でも、そうじゃない。
そんなことがあったんだなって思ったりしました。
今、思うとその外国人の施策は成功してしまったなって思います。志もなく、学力ばかりを追い求め、なぜ学力を求めるのか?ということを考えず、自分には関係がない問題には見向きもしないロボットのような存在になってしまった。
だからこそ、日本をもう一度洗濯したいと感じる今日このごろでした。