民間で大学を作った!

さとのば大学の代表、信岡良亮さん(株式会社アスノオト代表取締役/さとのば大学発起人)のお話を伺いました。

信岡さん自己紹介

話を聞いているだけでぶっ飛んでいるような感覚の人だなぁって思ったりしていましたが、チャレンジをして、ぶつかって、考えて改善し続けている人なのかな…。

なんとなく近いなにかを感じたりしていました(笑)。

今回はこのさとのば大学の取り組みから、自分が「良い」と思ったものをブログに書き記しておきます。

さとのば大学は何をしているのか?

大学4年間でいろんな体験的な学びを

さとのば大学は大学としてちゃんと機能しているようですが、学力ベースではなく、体験ベースの学びを最重要としていました。

さとのば大学

「土台が整って、社会に出て閉塞感を味わう前の大学4年にチャレンジすることが最も大事。」

まさに大人になった第一歩。大学生という大人のようで大人じゃない、この微妙な立ち位置に「失敗させる大事さ」を味わってもらう大学なのかなと思います。

1年ごとに違う地域に住み、いろんな価値観に触れる

これがものすごく大変だけど、ものすごく成長できるだろうなってところです。

提携地域

1年ごとに違う地域に住み、いろんな価値観に触れて、「自分はこの地域をどう変えられるだろうか?」と模索する。

これがこの大学の大きな強みでした。

とにかく住んで、プロジェクトをやって、振り返る。
これはとても濃密な時間だろうなーって思います。

講義時間

学校を休業してでも新しい学びをしたい人向け

まぁ、普通だったらこの大学を選択しないと思います。だって大変そうだもの。

でも、地域に飛び出して社会課題に触れて、自分に何ができるのか考えていく。

そこには小さな成功体験の積み重ねがあるはずです。

学力ってなんの意味があるんだよ…みたいに思っている学生はマジでピッタリかもしれないなって思ったりします。

カリキュラム

「どうしよう」って思ってからが学びのはじまり

さとのば大学で育てたいことは「危険を避けるのではなく、危険だと思っても勇敢に立ち向かえるようにする」

そのために敢えて、「どうしよう」って思わせることをたくさんやらせるのだとか。

講義の内容

そこには本当の学びがあり、学力だけではたどり着けない境地がある。

うーん、間違いない。僕も間違いなく、学力ではなく、地域社会に学ばせてもらった一人です。

おかげで変人になっちゃいましたが、今はいろんな仕事もさせてもらってますし、少なくとも社会にとって役に立つ人材にはなれているんじゃないかなって思うのです。

プロジェクトを行って少しずつレベルを上げていく

これはどんなところでも使える考え方だなって思うのですが、誰しも成長のステージってのがあります。

そこを見極めて、どうすれば次のレベルに行けるか?はよく考えないといけない。

僕も大いに悩みましたが、さとのば大学ではここを定義づけしていました。

うーん、これは真似させていただこう(笑)

レベルアップ

今、T-KNITでやっていることもまさにこれ。

小さくやって、範囲を広げて、プロジェクトにして、お金をもらう。

この小さな積み重ねが人を成長させていくのだなぁって思いました。