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インターネット上での集客においてSEO対策は今や必須。
SEO対策は様々な要素がありますが、ここで重要になってくるのが狙っているキーワードの検索ボリュームです。
実はキーワードには月に何回検索されているか?という需要が存在し、キーワードによっては検索ボリュームが0のものもあり、そのようなキーワードでは上位表示に表示されても意味がありません。
そして、その検索ボリュームはただ検索しても分からないので、需要があるか調査するためにツールを使うのです。
今回の記事では、その検索ボリュームを調べるツールをいくつか紹介しています。
目次(クリックで読みたいところへジャンプします)
検索ボリュームとは
検索ボリュームとは一体なんなのか、どのように判断すれば良いのか?をまずは知りましょう。
検索ボリュームには大小があり、キーワードによって需要が違う
SEO対策をする上で大事な要素の一つが、自分が狙っているキーワードに需要があるかどうかが重要です。
極端な話、全く検索されないキーワード、言い変えれば需要がないキーワードで上位表示を狙って記事を書いて、仮に検索順位で1位を取ったとしてもアクセス増加にはまったく結び付きません。
そのため、せっかく作った記事だからいろんな人に読んでもらいたい!と思っているならば、
需要のあるキーワードを選定するのは重要なのです。
そしてその検索ワードの需要、月に何回検索されているかの指標を検索ボリュームと言います。
一般的には1か月ごとの数値で出ますが、検索ボリュームを知ることでそのワードが需要があるかないかの判別ができます。
検索ボリュームが大きいと競争率も激しい
とは言え、闇雲に検索ボリュームの大きいキーワードを狙おうとすると、競合のサイトが強い場合が多く、上位表示がかえって難しい場合もあります。
検索ボリュームと競合の強さのバランス見て、狙うキーワードを選ぶ必要があります。
一般的に検索ボリュームが大きいほど、検索上位に大手サイト、大手メディアが表示されることが多く、それだけ上位表示が難しくなります。
もちろん将来的に検索ボリュームが大きい(競争率の激しい)検索ワードで上位を狙うのは良いです。
ただし、特に開設間もないサイトだとSEOの評価がされづらいので、簡単に上位表示というワケには行きません。
そのため開設から日の浅いサイト(だいたい3か月以内は特に)は、検索ボリュームが低く、かつ競争率の低いワードで上位表示を狙うのが効果が高く堅実な戦略といえます。
どのくらいの検索ボリュームを狙うべきかの目安はキーワードプランナーとExcelを使った検索キーワードの目安を参考にしてみてください。
検索ボリュームの調べ方
実はちゃんと検索ボリュームを調べるツールがあるのです。
それぞれ使い方が違ったり、メリットやデメリットがあるので自分に合ったものや使いやすいと思ったものを使いましょう。
キーワードプランナー
項目 | 内容 |
月間検索ボリューム | アバウトに表示される ※有料広告出稿中のみ詳細検索ボリュームを表示 |
検索キーワード | 全表示 |
競合性 | アバウトに表示される ※CSVで出力すると詳細に表示 |
検索エリア | 市や、町など詳しいエリアを指定できる |
メリット |
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デメリット |
|
基本的にはGoogle広告に出稿する際に使うツールですが、検索ボリュームを調べることもできます。
また、キーワードプランナーでは地域ごとの検索ボリュームなどのデータを見れるので、ローカルSEOの対策もできます。
[日本] となっている部分を各都道府県ごとに設定することができます。

日本全体のSEOの検索ボリューム等のデータ
茨城県にすることで範囲が狭まるため当然検索ボリュームは落ちますが、それでも数百回は検索されているようですね。

茨城県内に限定したデータ
キーワードプランナーは事前にGoogle AdWordsへの登録が必須なので、Google AdWordsのアカウント作成方法をお読みください。
ウーバーサジェスト
項目 | 内容 |
月間検索ボリューム | 詳細に表示 |
検索キーワード | オススメされて表示(合わせてジャンルに合わせて表示) ※Googleアカウントを連携しないと5キーワードしか表示されない |
競合性 | 詳細に表示 |
検索エリア | 国ごとでしか検索できない |
メリット |
|
デメリット |
|
検索ボリュームを調べるという点はキーワードプランナーと同じですが、ウーバーサジェストが良いのは、
- 使いやすい(調べたいワードを記入するだけ)
- 競合の強さも数値化されるのでわかりやすい
- サジェストの一覧も出せる
例えば、「SEO ○○」とあったら「○○」の部分。ここが分かると、例えばSEOに関する関連記事を様々な切り口から書くことができます。
また、キーワードプランナーの場合は全ての機能を活用しようとすると、Google広告も絡むのでお金がかかりますが、ウーバーサジェストは使用に関してお金はかかりません。
一つデメリットを挙げるとすれば、キーワードプランナーで調べることができた地域ごと(都道府県ごと)の検索ボリュームは調べることができません。あくまで日本全国のデータになっています。
そのため、キーワードプランナーと比べるとローカルSEOには不向きな面があります。
詳しい使い方は、ウーバーサジェストの使い方でもまとめているのでそちらを参照に。
aramakijake
項目 | 内容 |
月間検索ボリューム | 1〜10位の順位ごとに表示(YahooとGoogleの推定検索数も表示しています) ※表示はしてくれるがキーワードプランナーとボリューム数に違いがあるので合っているかは不明 |
検索キーワード | 検索したキーワードのみ表示 |
競合性 | 表示しない |
検索エリア | 日本全体でしか検索できない |
メリット |
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デメリット |
|
検索ボリュームを調べるツールとして、他に「aramakijake」(あらまきじゃけ)というツールもあります。
こちらは完全無料で使用することができます。
検索ボリュームのみの表示で競合の強さなどのデータはわかりませんが、検索ボリュームに関しては単純明快に表示してくれます。
使い方も他のツールと比べると、シンプルで「キーワード」と書かれた場所に検索ボリュームを調べたいワードを記入するだけ。
チェックすると、

一目で分かるのはありがたいですね
このように検索ボリュームが出てきて、さらに検索順位の1位~10位の予想されるアクセス数まで書いてあります。
あくまでも検索ボリューム=アクセス数…ではなく、順位によって変わりますからね。
順位ごとのアクセスはキーワードプランナーやウーバーサジェストにはない機能なので、これはありがたいです。
順位ごとのアクセス数はあくまで予想。キーワードプランナーの検索ボリュームと大きくズレがあります。また、順位はタイトルやメタディスクリプション次第でアクセス数が上下する場合もあるので、タイトルなどにも気を配りましょう。
キーワードサジェストツール
項目 | 内容 |
月間検索ボリューム | 詳細に表示 |
検索キーワード | たくさんのキーワードを表示するが、余計なキーワードも多い |
競合性 | 詳細に表示(小数点1位まで表示) |
検索エリア | 国ごとで検索 |
メリット |
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デメリット |
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同じく検索ボリュームを調べるツールとしてキーワードサジェストツールというものもあります。
キーワードを入力すると、このようにキーワードに関するデータが出てきます。
SEOで言えば、月間の検索ボリュームが49,500ということがわかりますね。
下の方には細かいデータも載っていて、「SEO 対策」「SEO ツール」などSEOを含む関連の検索ワードを確認することもできます。

細かいデータも見ることができます
ここまでは無料でできますが、有料のコースもありそちらではより詳しいデータが見れるようです。
(ユーロ表記ですが、一番安いコースで1か月2000円くらい、高いものだと1万円ちょっとのようです)
検索ボリュームの調べ方を知らないとSEO対策できない
- SEO対策する上で、狙うキーワードの需要があるかは重要
- その需要を知るためにも検索ボリュームを把握することは大事
- キーワードプランナーは検索ボリュームはアバウトだが、地域ごとの検索ボリュームを調べることができる(ローカルSEO)
- ウーバーサジェストは検索ボリュームや競合の強さをまとめて調べることができる
- aramakijakeは検索ボリュームのみしか調べることができないが、順位別検索ボリュームが見れる
- 特にウーバーサジェストやaramakijake、キーワードサジェストツールは検索ボリュームをしっかり出してくれるので、需要の見極めがしやすい(キーワードプランナーはざっくりとした数字しか出ないため)
SEO対策する上で、狙っているキーワードの需要(検索ボリューム)があるかは大事です。
そして検索ボリュームを把握するには、これらのツールが必要になってきます。
各ツールでメリット、デメリットはありますがどれにしても検索ボリューム(需要)を把握することはできます。
まずは検索ボリュームを調べて、狙うべきキーワードを決めましょう。