
最新記事 by ソルティー (全て見る)
- 最初に買って良かったという感想が続出!WordPressテーマを有料にするか無料にするか迷っている方へ - 2020年5月9日
- 本音で語る!SEOに強いWordPressテーマって実際あるの? - 2020年5月7日
- ダメな時ほど試してほしい!WordPressテーマが更新・インストールできない時の解決法 - 2020年5月4日
- 【コピペでOK】FontAwesome4.7を使ってアイコンパネルをCSSカスタマイズで作る方法 - 2020年5月4日
- 【コピペでOK】Table of Contents Plusの追従目次に上下スクロールバーを追加する方法 - 2020年4月29日
どうも、ソルティーです。
WordPressっていろいろできるのですが、一番悩んでくるのがテーマ選びですよね。
私の場合、カワイイものが欲しいと思っていたので、このテーマになっていますが、もっと視覚的に
バーン!
とか
ドーン!
とか見せたい人もいるかと思います。
そういう時に使えるのがランディングページという1枚に情報がまとめられたページ。
ランディングページとは、広く言うとウェブページのページそのものを指す言葉なのですが、日本では着地ページ(訪問者が最後に読むであろう商品・サービスの購入ページ)のことを指します。
着地ページなので、基本的に他のページとは切り離されて運用(メニューとかサイドバーとかがなく、購入以外のリンクがない)されているのも特徴です。
しかし、このランディングページというのは作成するのが難しく、どうしても思い通りに作れなかったりするのです。
ところが!今回、そんなランディングページを結構簡単につくれるテーマ
Grazioso(グラツィオーソ)を紹介します。
中小企業は元より、フリーランスのサービス紹介にも使えますので、ランディングページを作りたい!と思っているならヒットするハズ!!
目次(クリックで読みたいところへジャンプします)
Graziosoって何ができるの?
Graziosoの主な特徴は1カラムである点。そしてフラットデザインである点でしょう。
1カラムとはサイドバーなどがないデザインのこと。
1カラムにするとサイドバーがなくなり、表示できる情報が極端に少なくなりますが、上下にしか移動しないので、訪問者の動きを特定しやすいというメリットがあります。
また、ユーザーにとっても情報が少ない分、コンテンツをじっくり読みやすいというメリットがあります。
フラットデザインとは影や、グラデーションなどがなくなった凹凸のないデザインのこと。
簡単に言うとシンプルで見やすいってことです。
フラットデザインが最近の主流になっているのは画面の小さなスマートフォンだとフラットデザインは綺麗に見えるので、違和感がなくなるからと言われてます。
もっと詳しく知りたい方は下記のページをどうぞ。
Graziosoが他のテーマよりも秀でている点
ブロックのように積み重ねるだけでフルワイドのランディングページができる
ランディングページを作る際に難しいのが中々フルワイドにできないという点です。
実はランディングページを作成できるテーマはいろいろとあるのですが、大体のテーマはフルワイドにできないので、狭さがあったり、余白ができたりするので、横幅いっぱいに表示したいと思っていても改造しないとできないのです。
しかし、Graziosoはウィジェットで使いたいと思っている機能をブロックのように積み重ねていくだけでフルワイドでドドン!とインパクトのあるページが完成します。
実際に運用されているサイトもあるので、ぜひ覗いてみてください。
うまく機能を組み合わせることでこのようなサイトにすることも可能です。
主な操作はウィジェット!コードを打ち込まないので、WordPressに慣れてきたくらいの初心者にオススメ
今回Graziosoを操作していて思いましたが、他のテーマと随分毛色が違うな〜と思いました。
それがこちら。
ページの構成のほとんどをウィジェットで行うという斬新な取り組み。
トップページをランディングページにする気で攻めてきていますね。
元々、Graziosoは1カラムをウリしたテーマなのでトップページとは相性が良いのかもしれません。
ウィジェットの背景も変更でき、静止画か、動画かと選択できるので、動画背景なんかをやってみたい!と思っている方には、ピッタリ!
このようにほとんどの操作がウィジェットになっているので、難しいHTMLや、CSS、PHPなどのコードは打ち込む必要がありません。
なので、WordPressの操作に慣れてきたくらいの人なら良いページが作れるんじゃないでしょうか。
こちらは知り合いのサイトですが、こちらもGrazioso+プラグインで作成されています。
Graziosoがちょっと残念だと思った点
ショートコードの重ねがけができない
Graziosoには多数のショートコードが用意されています。
これはものすごく便利なのです…がっ!
そのショートコードを組み合わせることができませんでした。
私はよくカラムを実装するショートコードと、ボタンのショートコードを使います。
こんな感じの補足説明にこちら!ってボタンを付けたりしたくなることがあります。
ショートコードって組み合わせてこそ真価を発揮するのかなって思っているので、それができないのは残念でしたね〜。
Graziosoではコードが丸見えになってしまいました。
この点が個人的にですが、残念でした。
重い(ページの表示速度が遅い)
ウェブページで重要な要素としているのが、ページの表示速度。
訪問者は8秒以内にページを表示できないと8割以上の人が帰ってしまうという研究結果もあるようで、ページの表示速度が遅いっていうのは結構、致命的。(エックスサーバーだと8秒ってのはないですが、他のサーバーだとどうだろう?)
たぶん、簡素的にカスタマイズできるデザインに力を入れすぎて遅くなってしまっているのかな…と思います。
Graziosoの魅力でもある1ページで見やすいページがサクッと表示されてくれると評価は違ってくるのですがね〜。
カスタマイズに慣れが必要。使うのはWordPressに慣れてきたくらいの人
ページでの編集や、コードを打ち込んでの編集に慣れている方はちょっと戸惑うのがデザインのカスタマイズです。
Graziosoはほぼ全てウィジェットで変更していくので、テーマの改造をしてきたようなヘビーユーザー向けのテーマではありません。
それでいて、メディア内のURLをボタンで選択できるような機能がなかったり(URLはコピペする必要があります)、ショートコードを使いこなしたりと、WordPressを使い始めたばかりの超初心者には荷が重いテーマでもあります。
つまり、「今まで無料テーマだったけど、有料テーマに切り替えてみようかな!」とか、「メインサイトとは別にもう一つサイトを立ち上げたい」と思っている方が魅力を感じてくれるかなと。
どういうシーンにGraziosoは使える?
皆さん、気になっていると思うのはGraziosoがどんな利用価値があるのかってことでしょう。
これは、私個人的な意見ですが
ブログコンテンツからの商品売り込みのページを作ろうと思った時かと思います。
元々ランディングページっていうのは訴求効果は高いのですが、集客能力が低いのです。
それにGraziosoはブログもそれほど見やすいデザインとは言えません。(他と比べてって意味で)
で、あるならばGraziosoはブログ集客と切り離して運用し、ランディングページとして売り込みをしていくようなページであると真価を発揮するかな〜と思っています。
まぁ、こればかりは運用の問題なので、どうやって作るかは使う人が決めるかな。
さすがに2万円もするテーマなので、テーマだけでも機能がたくさんあり、無料よりは良いです。
まとめ
さて、今回のGraziosoの評価値は……
今回、このテーマの評価値は
3 / 10点
★★★☆☆☆☆☆☆☆
評価項目 | 結果 |
コンテンツは見やすいか? | ✕ |
プログラムの構成は軽量か? | ✕ |
ショートコードや、入力補助はあるか? | ○ |
レスポンシブデザインか? | ○ |
ランディングページ(LP)設定はできるか? | ◎ |
AMP対応か? | ✕ |
CTA・アピールブロック設定はできるか? | ✕ |
ファーストビューなどトップページを見やすくできるか? | ✕ |
テーマは使い回しが可能か? | ✕ |
著者的に人に勧めたいか? | ✕ |
評価は低くなってしまいました。
使いどころが非常に限定的なテーマだと思います。
ただ、パララックスなランディングページを簡単に作りたいと思っている方は、Graziosoの良さを120%引き出せると思います。
もし、ランディングページを作りたいと思っている方は購入してみてください。
オススメのWordPressの有料テーマを購入したい方はこちらをどうぞ。