トイレに行く男

先生はとにかくトイレに行けないくらい忙しいって聞いたことありますか?

意外とこの問題は知られていないようで、検索ボリュームとしても非常に少ない案件です。

しかし、実際、学校では多くの先生がこの問題に直面しています。

というか、これが当たり前だと思っています。

僕の場合は、昔、会社に所属していた頃、トイレは逃げる場でした。

辛くなったり、眠くなったりした時にトイレに駆け込んだものです(笑)。

ところが学校の先生はそれをする時間がないと思ってる先生も多いのです。

今回はどうして学校の先生がトイレに行けないのか?について語ってみます。

休み時間10分ではトイレに行けない

学校の授業の合間にある休み時間は10分

子供たちは10分あればトイレに行けるでしょう。

しかし、10分という時間が先生にとっては短すぎ、子供にとっては丁度いいということかなと思います。

この10分という休み時間は子供にとっての休み時間。

先生にとっては仕事なのです。

先生にとっては時間が短すぎる

先生は休み時間の間に次の時間の準備をします。

そのために職員室に戻り、次の授業の準備としてプリントやら、教科書やらを用意して教室に戻る。

実はこの活動で10分近く経ってしまうのです。

中にはロング中休み、昼休みなど休みの長い時間があるかもしれません。

しかし、そのような長い時間は保護者から連絡が来たり、学校に来れない子たちに電話連絡をしたり、怪我した子を病院に連れていく…ということがあるようです。

何かを為すには短すぎる時間だなと思わざるを得ません。

先生は子供たちの模範だから遅刻してはいけないと思っている

「ちょっとくらい遅れても良いじゃない」

って思う方もたくさんいると思いますが、そうはならないのです。

授業に先生が遅刻するなんて…。と戒めている方は非常に多いです。

それは教員が子供たちの模範になっているからです。

トイレなんて行ったら間に合わない!と思っている方も多いと聞きます。

先生がトイレ我慢することによって起こる弊害

では、先生がトイレを我慢していると何が起こるのか?

先生自身に起こることと、子供たちから見た視点も混ぜてお話しましょう。

膀胱炎になる率が非常に高い

本当だったらデータを見てもらうようにしたかったのですが、膀胱炎のデータは少なく、見つけられませんでした…。

ただ、働き方改革に詳しい内田 良さんも発信しているお話。

実際に「いつトイレに行くんですか?」と学校の先生に聞いたところ、

「実は放課後なんです。」という答えが…。

朝8時から生徒と関わり、夕方15時半までというと、実に7時間半もトイレに行っていないということになります。

まさにこのツイートが「トイレ行ってる暇もない。」って言葉が真実であると物語っているのではないでしょうか?

膀胱の中で細菌が繁殖し、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気が「膀胱炎」です。圧倒的に女性に多い病気です。女性の方が尿道が短く、細菌が膀胱まで簡単に到達してしまいます。多くの場合、おしっことともに細菌は膀胱の外へ洗い出されますが、おしっこを我慢したり、体調が悪かったりすると膀胱の中で細菌が繁殖して膀胱炎を起こします。

出典:女性に多い膀胱炎(ぼうこうえん)-高知医療センター

トイレを我慢すると慢性的な膀胱炎になり、薬ではなかなか治らないようなので注意が必要だなと思います。

子供たちがトイレ行きにくい

先生がトイレ行かないことで、子供たちもトイレに行きにくくなると思っています。

僕は中学生の頃、ストレスによって頻尿に悩まされました。

休み時間にトイレに行っても、絶対に授業でトイレに行きたくなってしまうのです。

でも、僕は学校では絶対にトイレ行かない派。

トイレに行きたいと思っても恥ずかしすぎて行けなかったのです。

これはトイレが和式であったこと、そして、トイレに行くとからかわれたりすること。

さらに「トイレに行っていいですか?」という一言を言える空気じゃなかったことが原因です。

「トイレくらい行きなさい」と相談すれば言ってくれたと思いますが、先生にそれを言うのも恥ずかしい。

これは自由時間のうちにトイレに行こうというだけではなくて、気軽にトイレに行ってはいけない空気感が出てしまっているのかなと。

先生が一度も授業中にトイレに行ったのを見たことがないというのは僕的には結構気にしていました。耐えるものなんだろうなと感じたというか、隙がなかったと感じています。

先生がトイレに行けない場合の解決策

あくまでも案ですが、トイレに行けないという時の解決策を考えてみました。

なかなか実現できなさそうな妄想も含まれているのですが、参考程度にどうぞ。

固定観念を壊してトイレに行く

先生自身が我慢しない。行きたくなったら行く。

これはトイレに行くという一番大事なことだなと思っていて、授業中に先生がトイレに行けない法律はないからです。

つまり、トイレに行けないというルールを作っているのは他ならぬ先生自身なので、行って良いと自分で許可してあげなければ永遠に授業中にトイレは行けないかなと思います。

難しいなとは思うのですが、行っても大丈夫という気持ちは持っておきましょう。

TTを入れる

授業を一人でやるからトイレに行けないという気持ちが高まるのかなと思います。

そのためにティームティーチングをしちゃうのはアリかなと思います。

 ティーム・ティーチングとは、複数の教員が役割を分担し、協力し合いながら指導計画を立て、指導する方式のことです。

他にもボランティアの方々がいるならば、少しの時間任せるということもアリだと思います。

トイレに行きたくなったら用の動画教材を用意しておく

トイレは大小ありますが、長くても5分あれば終わるかなと思います。

ICT環境が揃っていることは前提条件ですが、いざとなった時に使える5分くらいの動画をストックしておくのは良いかもしれません。

この動画を見ておいてと見てもらっている間にトイレを済ますのはなかなかスマートなやり方かなって思います。

授業自体を交代制にする

授業の中がダメなら、授業自体を交代するシステムにするのはどうでしょうか?

2回連続で同じ先生が授業を請け負わないようにする。

そうすれば負担も減るし、勉強や、校務負担軽減にもなるし、大きな働き方改革になるかなと。

ただ、人手不足である…というのが難しいところだし、学校のシステム的な話なので校長が変えようとしなければ始まらないという課題はあります。

先生自身がトイレに行って良いと許可しないと始まらない

今まであったさまざまな提案も実行しなければ形にはなりません。

中にはバカらしいとか、無理だとか思うかもしれません。

しかし、教員がトイレに行ってはいけないなんて法律はありません。
だったら、ルールは自分で作れることなのです。

行っても大丈夫という許可をしないと、いつまでもトイレを我慢して健康を損なうことになります。

たかがトイレ。されどトイレ。

マズローの5段階欲求の一番下は生理的欲求

排泄は人間にとって当たり前の欲求なので、無視をすれば自分を幸せにできないのです。

まずは行っても良いと自分を許してあげましょう。

そして、トイレに行かないという選択をし続けると、子供たちに満足した学びが提供できなくなるし、自らも働き続けられなくなる可能性があるってことを理解し、これからどう向き合うかを考えることが大切かなって思います。

幸せな先生から子供たちへの循環を作るオンラインサロン『ティーチャーズアソシア』
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