今日は交流会を主催しておりました。

まぁ、ゆるゆると対話を楽しんだわけですけど、ものすごく勉強になることがあったので、シェアしておきます。

皆さんは立場というものはどう捉えているでしょうか?

「面倒クセェ〜」
って思うものが多いかもしれません。

その気持ちも出てきてしまうのが立場かもしれませんね。

ただ、立場があるからこそ、良いこともあるんだってことに気づいたので、今回はそんな話をしていきます。

立場は人格を作る

立場は人格を作っていくという話がありました。

「私は学校の先生ですが、子どもが好きとは思っていないんです。でも、困っている人がいたら支えたいと思う。そんな仕事上のやり方を通じて、日常生活でも困っている人がいたら助けたいって思うようになった…やらないと気持ち悪いって思うくらいになったんです。」

これは学校の先生という立場を与えられなければ、そういう視点に気づかなかったし、どう声をかけていいかも分からなかったということなのかなって思います。

それがいつしか当たり前になり、新しい価値観や、人格を作った。
とても良い話です。

立場は人を守る

立場は人を守るという話もありました。

「僕は若手ですが、重役につかせてもらいました。正直最初は面倒クセェって思ったりしていましたが、だんだんその役割に没頭している自分がいました。その中で、普段だったら若手が何言ってるんだとか、若手が参加できないような場所にも堂々と入っていくことができ、僕の発言に一目置くようになりました。ということは、立場が僕を守ってくれているのかなって」

これは立場があるからこそ、その人の自由さを守ったという話。安心安全を立場によって作れるのだなと改めて実感するエピソードです。

立場がなくても自ら立場を作る

立場なんかぶっ壊せばいいのにって思ったりするという話です。

「私は面接の時、「どんなポジションにつきたいですか?」って聞かれたんですが、ポジションなんか興味ないんです。コツコツやった先に評価されるものがあって、勝手に立場ができあがっていくのかなって思っています。」

たしかにそういうこともあるし、僕の場合はほとんどそうでした。いつの間にかポジションが作られているケースが多いです。自分の行動や、心がけ次第で立場は作ることができるんだなとも感じます。

立場の作り方は人によって違う

このようにいろんな立場の話がありました。

立場というのは与えられるものと、作られるものと2つあると思います。ただ、役割を通してその役割から自分のやることが明確化するってことは多くあるんだなって思ったりします。

人は何か才能を発揮する時に才能を使い、価値を届ける。

ただ、その立場の作り方や、合うかどうかは人によって違う。与えられるのが合う人がいれば、作っていくほうが合う人もいます。

ただ、立場というのは誰にとっても必要なものなんだなって感じます。適切な役割と立場を振っていく。これはとても大切なことだなって肝に銘じておきたい。

そう感じる今日このごろです。