個性ってなんだろう?
結構、問われることの多い【個性】という言葉。

思ったよりもこの言葉を簡単に使ってしまうような世の中になっていると思います。

「個性を輝かせれば…」
「一人ひとりに個性がある」
「個性を伸ばす教育が大事」

なんとなく分かるけど、でも改めて問われるとよく分からない個性という言葉。

今回は対話の先生塾で『個性を考える』というテーマで岡戸亜樹さんの講演がありました。

今回はその個性を考えるのレポートです。

日本人だからといじめられる海外での生活

岡戸亜樹。強み診断士です。
ニックネームはおかき。
どあを引く、だからおかき!

埼玉県、免許センターがあるところ。
上場ベンチャーの広報やっていた。
徳島での新卒。

強み診断士をやっていた。大学時代、ダンスをやっていた。
強みを診断させてもらうのが好き。

16歳で海外。
日本人だからっていじめられた。日本人って語ることが怖かった。自信がなかった。
だからこそ、これから生まれてくる子どもたちには強みを引き出したい。しかもみんなで作りたい!

岡戸さんの言葉

海外でもやっぱり人は人なんだなって感じますね。
結局、違う人種がいればいじめられるし、いじめている側には『いじめている』という感覚がない。だから、この連鎖は止まらないのでしょう。

そして、そのいじめられている子も、言い返せないことが辛かったり、そこで悩んだりする。

僕もいじめられたから、中学の時、記憶が消えたりした。
記憶を消すくらい相当悩んだ出来事だったんだと思う。

でも、本人はそれを乗り越える強さを持つしかない。だからこそ岡戸さんは『強み』に注目したのかなーって感じます。

どうやって強みを引き出すのか?

強み診断士って言ってたけど、どうやって強みを引き出すんだろう?って思ったら、ずーーーっと前から注目されていたこのストレングス・ファインダーですね。

結構、個人事業主(フリーランス)界隈では起業したら必ずやるものみたいな感じになっています。

そうじゃないと自分の得意な領域で戦えないからです。

ちなみにストレングスファインダーとは?

あの人、成功しているよねって人を参考にした考え方を出している。
177個の質問に答えて才能を発見する。
資質の順位が変わる

岡戸さんの言葉

ストレングス・ファインダーで分かること

この順位がかぶる確率は34の階乗…
295232799039604000000000000000000000000通りになるらしい(計算したら確かにこのくらいの数だった)

自分と同じ順位の人は世界で一人もいない。だから個性に繋がるというワケですね。

才能に優劣はない

才能は全員持っているもの。優劣はない。

岡戸さんの言葉

資質とは
才能は道具と同じ

でも、道具は使い方を知らないと自分を傷つけたり、他人を傷つけたりしてしまう。だから、ちゃんと道具の使い方を知りましょう!ということですね。

ナイフにたとえてみる

強みとは?

才能(武器)を人のために使って初めて『強み』と呼べる
あなたにしかない才能を好きになって、自分自身を好きになってください!

岡戸さんの言葉

たしかに他とかぶることがないものだとしたら、人のために何ができるかを考えて、道具を正しく使って、世の中に貢献していくこと。これが強みとして本当に大切なことなんだなって思います。

岡戸さんへの質問

Q.生きていく中で才能が変わることがある?

変わる可能性はあります。
大体、16〜18歳で才能はかたまっていく。
一回目で本質的な強みが出る。環境によって変わる。
変わり続けるのは大前提なんですが、だいたい18歳で決まる。

岡戸さんの言葉

環境によったり、何を得たか、体験したかによって才能は変わっていく。
僕も話すのが苦手だと思ってたら実は超得意だったってこともあとから気づいたりしました。

問い:言われて嬉しいことは?

今、こう言われて嬉しい言葉、実は人それぞれ違う。
面白いって言われること、ありがとう、かっこいい、変わってるねが好き。
その人らしさが出てくる。

岡戸さんの言葉

時間が短くて、うまくここはまとめられなかったのですが、個人的に言われて嬉しい言葉は「人生変わりました」かなって思ったりしています。

個性とは?

なぜかというと、「人生変わった」って相当なインパクトじゃないと、その人の心の中に爪痕を残せないと思っているのです。

そう思うと、自分の才能を最大限に発揮した時にその影響が残りやすいのかなと。そして、人に対して最大限の貢献ができた時にこそ、その言葉になるのかなーって思ったりします。