行き当たりばったりの旅がおもしろい!何も決めずに来た現地で楽しむには?

何も決めずに、行く先々で入ってきた情報と直感に従って動く旅は、ほんとうに楽しい。
先日、複数人で旅をしたとき「ねーねー、着いたら何する?計画立てようよ!」と話になりました。
…え!?計画!?
ひとりで旅をするようになってから、飛行機と宿はおさえるけどその他はほぼ無計画!スタイルが続いていたので、わたしはちょっと戸惑ってしまいました。
「まぁ、そのときの気分で決めよう!」と、わたしのエゴを押し付けて出発してしまったのですが、結果、それが楽しかったと言ってくれたのでホッ。
後日、「何も決めてなかったのに、何でこんなに楽しかったんだろう?」そんな疑問をぶつけられたので、今回行き当たりばったりの旅の楽しみ方についてお話してみようと思います!
野生のカンを働かせよう!
「あ!この道なんかおもしろそう!」「ん?これ何だ?」「ちょっとここはヤバそうだから引き返そう」と、そのときの直感、つまり心の声を大事にしましょう。
計画があると確かに効率は良くなるでしょう。しかし、ときに、計画というものに囚われて、目の前に溢れている素敵なヒト・モノ・コト・コトバを見過ごしていないかな~。そうだとしたらちょっともったいないな~。と思うようにもなりました。
目に映ったものを見る、それも旅の醍醐味ではないでしょうか。
現地で暮らしている人から情報をもらおう!
その土地のことはその土地で暮らしている人に聞くのが一番!と言っても過言はないでしょう。
いわゆる観光情報ではなく、もっとその土地ならではの情報に出逢えることが多いです。
例えば「朝日を観るならあそこがいいよ」とか「そこはあんまり観光客こないけど、地元の人はみんな好きだね」とか「あの道を行くといい眺めだよ。でもハブが出るからこの棒を持っていきなさい」とか…。
何も決めずに行くのに、こうしてたくさんの情報をいただくので結局内容盛りだくさんに。むしろ時間が足りないよ~と嘆いています。
地元の人らしき人を見かけたら「こんにちは!」と勇気を出してあいさつをし、話をしてみる。それはハードル高いなという方は、観光協会を訪ねたり、宿やカフェのスタッフさんに聞いてみるのもいいですね。
ここに来たからこそ得られる情報を!それをもとに、暮らすような旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
旅人から情報をもらおう!
いろんなものを見て・聞いて・味わって・感じて・経験している旅人たちは、とにかく楽しみ上手だなと思います。これまでに、おもしろいを発見したり創り出したりする天才たちにたくさん出逢ってきました。しかもそれを人とシェアするのも大好きなのです。
「ここに来て○○に行ったんだけど超おもしろかったよ!」とか、「ここには30回くらい来てて、あそこのおばあにはお世話になってるよ。よかったら一緒に行く?」とか、「あのお店、観光客には○○が人気らしいけど、実は○○がおいしいから頼んでみなよ~」とか…。
旅人の感覚は人それぞれなのでもちろん当たり外れはありますが、どちらにしても刺激的でしょう。だまされたと思って冒険してみるのも楽しいですよ。
宿、現地のツアー、カフェ、フェリーやバス内など、旅人さんと知り合う機会はたくさんあります。直感で気が合いそうだな~と感じたら、「どこから来たんですか?」と話しかけてみましょう!
そんなあなたも、いつしか聞かれる側になっているかもしれませんね。
まとめ
何も決めていないからこそ生まれる、フットワークの軽さやどっちにも転べる自由さ。
それらがもたらしてくれる、目の前で起きてることをどっぷり楽しむ感覚や流れに身を任せてみる心地よい感覚。
ギュウギュウ詰めだと入ってくるものも入ってこない。スペースができると入ってくる。
あえて何も決めず、でもアンテナだけは高く!そんなきままな旅をお楽しみあれ~!
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