旅の朝のいい出逢い。朝イチのニシ浜にいたのは、ダンディなねじりハチマキさん。
以前の記事『島旅での朝が好き』でも話をしたが、朝の時間というものは、島旅の楽しみのひとつである。 なかでも楽しみなのは、人との出逢い。朝出逢う人はなぜか印象深い人が多いのだ。 いつもなら「おはようございます」とあいさつをして、「朝早いですね」「あなたもね」と会話が始まってゆくのだが、このときは違った。 旅の最終日の朝 波照間島の旅の最終日。 寝てなんかいられないので、夜明け前に起き出して、自転車で […]
旅で出逢ったステキなヒト・モノ・コトバたち
以前の記事『島旅での朝が好き』でも話をしたが、朝の時間というものは、島旅の楽しみのひとつである。 なかでも楽しみなのは、人との出逢い。朝出逢う人はなぜか印象深い人が多いのだ。 いつもなら「おはようございます」とあいさつをして、「朝早いですね」「あなたもね」と会話が始まってゆくのだが、このときは違った。 旅の最終日の朝 波照間島の旅の最終日。 寝てなんかいられないので、夜明け前に起き出して、自転車で […]
うっかり両替ミスをしてしまい、お財布の中が小銭や1000円札でパンパンになってしまうと、少し残念な気持ちになる。 でもあるとき、両替ミスをしたことで人の役に立つことができたのです! 知覧行きのバス内での、ちょっとほっこりする物語。 知覧行きのバスにて 2015年の秋、わたしは鹿児島県を旅していた。 その日は知覧特攻平和会館に行くため、鹿児島中央駅から知覧町行きのバスに乗車。 行く人が少ないのか、車 […]
粟国島で、左側がざっくりと欠けている月を、宿の女将さんと並んで眺めていたときのことを、よく覚えている。 以来、三日月を見るとそのときの記憶が鮮明によみがえる。 「暗いニュースばかり」 粟国島を訪れ、いつもの宿に泊まっていたときのこと。 この日の宿泊者はたまたま私だけで、女将さんと一緒に夕飯を食べた。 女将さんは80代後半にもかかわらず、基本的にひとりで宿を切り盛りしているのだが、毎回手作りのお料理 […]
ありがとうを伝えたい あるとき、1回の旅で何人の人と出逢うんだろう?何人の人と会話をするだろう?と考えた。 「よし!今回の旅で数えてみよう」と思い、1泊2日の弾丸石垣島ひとり旅をしたときにカウントしてみたものの、現地にたどり着くまでだけでも相当な数となってしまい、正式な数を出すことは諦めた。 しかし、カウントしたことにより、旅ができるのはたくさんの人のおかげなんだとようやく気づいた。 今さらだが、 […]
今となっては、なんてもったいないことをしていたんだろうと思うことがある。 あの白保の海でせっかく船に乗せてもらったのに、水着が手元にないからという理由で泳がなかったことだ。 走って水着を取りに戻れば、いや、どうせ乾くんだから服のままダイブしておけばよかった、とても後悔している。 アオサンゴの大群落を有する白保の海 石垣空港から車で5分ほどのところに、白保(しらほ)というちいさな集落がある。 初めて […]
島旅の楽しみのひとつ、朝の時間。 朝といっても、太陽がじわじわ顔を出す時間帯が特に好きだ。 前日どんなにお酒を飲んでも、どんなに遅く眠っても、早起きして散歩に出かけたい。 散歩から帰ったらまた眠ることも少なくないけれど。 まだみんなが眠っている頃 まだ薄暗い頃、そーっと起きて顔を洗い、ギョサンを履く。 民宿やゲストハウスの玄関をそーっと開け閉めする瞬間はいつもニヤけてしまう。脱出成功!みたいな気 […]
海を気軽に楽しめるようになった今だから、忘れずにいたい言葉 陸でたくさんの生き物が暮らしているように、海の中もたくさんの命であふれている。 『海に入るときは、お邪魔しますの気持ちを忘れるな』 海を愛する師匠は、私にそんな言葉をくれました。 海を愛する師匠 私が勝手に師匠と呼んでいるその人は、沖縄県の石垣島で暮らしている。 自然を愛し、その中でも特に海を愛していて、頭の中は常に海でいっぱい。 師匠 […]
変わらずにあり続けてほしい姿 むかしむかしの海は、いったいどのくらい美しかったのだろうか? 5年前「キレイだね」と感動した海は、今もそのままだろうか? 今も美しいままの海は、これから先も変わらずにあり続けるだろうか? 波照間島の海の中 2012年5月、私はひとり日本最南端の有人島『波照間島』を訪れた。 波照間島の北側にニシ浜というとても美しいビーチがある。(沖縄の方言で北のことをニシと言います。) […]
座間味島で暮らすおばあちゃん 座間味島の港のそばに、ベンチとテーブルが置いてある。 ベンチのわきから大きい木が生えていて、ひとやすみするのにぴったりな場所。 あるとき、ここでひとりのおばあちゃんと出逢った。 おばあちゃんは『私の手はシミだらけ』と笑っていたが、その手はおばあちゃんのこれまでが表れてるように思えてならなかった。 座間味島でずっと暮らしてきた、おばあちゃんとの物語。 出逢いはベンチ お […]
おばぁちゃんの教え 粟国島でお世話になった80代後半のおばぁちゃんは、島のこと、昔の出来事、今について思うことなど、いろんな話をしてくれた。 おばぁちゃんの言葉があまりにもココロに響くので、鞄からノートを引っぱり出してひたすらメモをしていたのだが、その中で何度も出てくる言葉があった。 それは『あるものを大切に』という言葉。 小さな離島・粟国島で暮らす、おばぁちゃんの教え。 あるものを大切に 『人は […]