ひとり旅好き女子の目に映った、座間味島という島のこと。

ひとり旅好き女子の目に映った、座間味島という島のこと。

世界が恋する座間味の海

ケラマブルーの海

沖縄本島の西に位置する慶良間諸島。

その島々のひとつに『座間味島(ざまみとう)』は存在する。

座間味島のことはたびたび耳にしていたが、「有名な島だから、きっと派手な島なんだろうな~」という勝手なイメージを持っていたわたし。

しかし2015年6月、珍しく両親が『座間味はいいぞ~!騙されたと思って行ってこい!』と推してきたので、そこまで言うならと旅を決めた。

この旅を機にわたしすっかり座間味のトリコ。あのときの両親の言葉に感謝している。

 

 

 

 

島のこと

フェリーざまみ

座間味の海は透明度が高く、たくさんのサンゴ礁や生き物が生息しており、この海を求めて世界各地から観光客がやってくる。

座間味島までは、那覇のとまりんからフェリーで約2時間。高速船で約50分。

たまにお隣の阿嘉島と経由しながらの船旅。

船が港に近づくにつれ海は輝きを増し、言葉では表現できないその青が、わたしの頭の中をまっさらにしてくれた。

家を守るシーサー

島は、座間味・阿佐・阿真の3つの集落からなる。

島全体の人口は1000人に満たないが、若い世代の移住者が増えているそう。

リゾート地なんだろうなと思いきや、大きなリゾートホテルもコンビニもない。

宿泊は主に民宿やペンション。買い物は商店で。

夜は灯りも少なく、月明かりがない日は怖いくらい真っ暗。

わたしは想像とのギャップに驚いた。

自然に寄り添い、昔から受け継がれてきたものを守り、つないでいく暮らしがあった。

 

 

この島で見たこと聞いたこと感じたこと

透明度の高い海

海は眺めても潜ってもうつくしく、カラフルなおさかなたちやウミガメくんが遊んでくれた。

緑はイキイキとしていて、痛いほどの日差しからわたしたちを守ってくれる。

静かだが、みちみちとしたエネルギーを感じる朝。

太陽が力を発揮する頃には、漁船やダイビング船も動き始める。

日が沈むとたくさんの星が顔を出し、たまにホタルもやってきて、イッショウケンメイ合図を送っている。

島のあさ

ある人は「この島にはね、、、」「人間とウミガメにはね、、、」と、島の物語を話してくれ、またある人は「ここは地元の人くらいしかこないよ」と、とっておきの場所を教えてくれた。

くらしそのものを楽しむ姿、島の宝を守り、つないでいこうとする島人の生き方に触れ、ココロがじんとした。

派手な色だけど、どこかやさしい。

わたしが知ってることはほんの一部。

それでも「また帰りたいな」と思う、ココロのふるさとのひとつ。

この島でわたしが目にした物語を、いくつかここに残していこうと思います。

 

*座間味島のより詳しい情報はコチラ