今日は対話の先生塾での対話会。

今日の講師は田中航さん。
この方は外部からわざわざ学校に入って学校を変えようとしている方です。

田中さん自己紹介
ベン図

田中さんは外部から入って、教育実習をやっただけでめちゃくちゃ疑問が湧いてきているようです。

学校のモヤモヤ
多っw

そんな田中さんの問いが

  • 何を変えたら、チーム力がもっと高まる?
  • 抱えている問題の解決に向かうために今できるアクションは?
  • なぜWHYが共有されないのか?

というもの。

その中でも僕たちのチームは『なぜ学校のWhyが共有されないのか?』を選び、話しました。

短い時間でしたが、学校現場ならではのいろんな意見が出てきました。

Whyは必要なのか?

僕的な意見ですが、Whyは必要です。

「なぜ(あなたが?)」という部分ですが、これが「なぜ(学校が?)教育を行っているのか?」という部分です。

この部分の統一がされてされていないと、サービスを受ける側が不安になったりします。

というか、そもそも、Whyは理由であり、学校の存在理由でもあります。それを問われて答えられないというのは、非常によくない。

僕たち自身が誰かを応援する時、「なんで君が?」「どうしてこれをやろうと思ったんですか?」と聞きたくなる時はあるでしょう。

これを問うことがWhyでもあり、中にいる人が共通認識で持っていてほしい点です。

てんでバラバラになっていると、学校としての軸はすごくズレていってしまうし、チームとして成り立ちません。

このWhyはチーム力であり、信頼であり、実行力でもあり、決断力でもあります。

これが弱いと力が出ないんじゃないかなと僕は思うのです。

節度を持ちつつ、空気を読まず問い正す

で、僕たちが話し合った結果はこちらです。

ジャムボードの対話の結果

大まかに言うと

  • そもそもWhyを問う場がない
  • 学校の軸がない
  • 軸ができても長が変わってしまう
  • 時間が作れない。作ろうとしない

これをぶっ壊すには?

節度を持って、空気を読まずに問い正す!

ということです。

まず、尊重の念を持つということで、節度を持ちます。
でも、空気を読まない。

「こんなの言っていいのかな?」なんて考えない。

その時に大事なのは自分の意見を述べるだけじゃなくて、相手がどう考えているのか理解したいという気持ち。

だから質問をベースにするために問う。そして、正す。

これが大事なんじゃないかなって思うのです。

まぁ、それができるのがコミュニティ・スクールの真髄だったりします。学校運営協議会を報告会にせず、ぜひWhyを問う会にしてほしいものです。