コミュニティ・スクールはボランティアと違うものなので、実際にお金が支払われます。

ただ、その金額はマチマチ…というのは税金として集めているお金なのですが、なぜかコミュニティ・スクールにかける予算は削られがちで、金額が高くなることが少ないのです。

交通費もない、年間の金額もない…なんてところもあります。

もちろんお金のためにやっていることじゃない!!って思う方もいますが、ずっと続けるためには、今の活動を抑えてでもやりたいなって思えるかどうか…ってところになります。

じゃあ、どうやってお金を増やしていけば良いか…ちょっと妄想も入っていますが、参考になればと思い、話してみます。

活動費を集めよう

まぁ、ありきたりなところですが、活動費を集めるのが良いかなと思います。

これは活動する人たちから集めても良いんですが、活動ができない人たちに共感してもらって「時間がないなら少し寄付をお願いしたい!」とお願いするものです。

今まで、PTA会費は強制的に会費を集められているケースが多かったですが、不満も多く、意図の分からないところにお金は出しづらいもの。

なので、自分たちの活動をしっかりアピールして、寄付金を集める。
これがとても大切なことなんだろうなと思います。

ゴミを集めよう

意外と集まるのはゴミステーションの開設です。

ゴミってみんなから集めると結構な量になります。
このゴミは一つ一つは少額ですが、集まればかなりの金額になります。

もちろん、ゴミを集めるのは大変ですし、誰かが管理をしなければいけません。

しかし、確実にお金は溜まりますし、町も綺麗になります。

町内会などではこのゴミ回収でお金を稼いでいるところも多く、年間で20〜50万ほど溜まることもあるのだとか。

できるところから…というのであれば間違いなく良い形に持っていけるのではないかなと思ったりします。

助成金や、補助金を狙おう

これが現実的なところですが、何かをしたいと思うのであれば、ニーズに合わせコンテンツを作ることで、助成金をいただくようにするのはアリでしょう。

賞金などの場合は、入賞しなければいけないので大変になりますが、助成金の場合は市・県・会社が結構な数募集していたりします。

金額は10〜1000万円くらいまで幅広くあり、しっかり活動するモチベーションにもなるので良いなと感じています。

もちろん、ちゃんとクリアしなければ団体としての信用はガタ落ちするので、やるなら「やるぞ!」と決意して、しっかり話し合って参加していきましょう。

自分で稼ごう

ここが一番自由ですが、一番難しいところ。

自分で稼ぐというのはカンタンなようで、やったことがない人からすればハードルが高く感じられるものです。

ただ、この自分で稼ぐということをやり始めると『活動をしようと思うと、いろんなことを覚えなければいけないし、活動するにはこんなところにもお金が必要なんだ』と気づくでしょう。

それは今までやったことがないことの連続です。気づきと学びが一気に押し寄せると思います。

大変かもしれませんが、それだけ大きな成長があると思うので、ぜひトライしてみると良いかなと思います。