(もう長男と次男は運動会実施済み) とにかくウチの三男は人見知りでして、慣れるまでは借りてきた猫みたいになってしまうのです。 この劇的ビフォー・アフターを御覧ください。
着いた途端泣くなやっ!
特に人が多いところは大の苦手らしく、もう「帰る!」だの、「抱っこ!」だの大騒ぎ!!
こんな時、親として私がやったことをシェアしておきます。
とにかく今の気持ちに共感する
「みんなしっかりやってるよ!」と親としては言いたいところですが、子供としてみれば「そんなこと言われたって!」みたいに思うだろうと思って
「いやー、ドキドキするね」
「人がたくさんいるね」
「緊張しちゃうね」
なんて言葉をかけてあげました。
まぁ、こんな言葉を言ったから何か変化があったかと言われれば泣いてたワケですが(笑)
ただ、他の子ができているからこの子もできる!なんて言葉はかけないようにしてあげてました。
追い打ちをかけて、帰りたい!と思う気持ちにならないようにしてあげてました。
とにかく前に出して出たことを褒める
もう前に出たくない気持ちでいっぱいな三男。
そりゃ、大人だって前に出て発表することを嫌がる人いっぱいいますから、感情に素直な子供だったら出たくないって思うでしょう。
しかし!
ここで逃げてしまっては本当に楽しいことから目を逸らすことになってしまうかもしれません。
そう、本当に楽しいこととは『達成感』のこと。
いっぱい練習したでしょうし、苦労もあったかもしれません。
でも、本番が嫌だから逃げてしまった。では、「あの時逃げたな…」って後々後悔してしまう大人になってしまうんじゃないかと思ったワケです。
だからとにかく前に出してみました!
この時ばかりはかける言葉は「頑張れ!」しかありません!!
私の前に抱っこをお願いしに出てくる我が子を阻止し、とにかく歩かせる歩かせる!!
※ちなみにこんなことやってるのは我が家だけなので私も結構恥ずかしい(笑)他の子はスタスタ歩いててスゲーなって思いました。
とはいえ、さすがにお遊戯どころではないので、途中からは抱っこ。よく頑張りました。
抱っこされながら手をブランブランさせてたら、何となくノッてきたのか、自分からブラブラさせてました。
その後は「よく頑張ったね」と言ってたら、ちょっと喜んでました。
ちょっと親のエゴも入ってますが、「やっぱりあの時やって良かったな」って感じてもらえたら嬉しいですね。
次は敢えて本当に突き放して、頑張ったことをみんなで喜ぶ
次はかけっこ。
こればかりは親は一緒に参加できません。
なぜかというと、親はゴールでメダルを渡す役目があるからです。
なので、「次はかけっこです〜!準備してください!」と先生がやってきたタイミングで敢えてフラッと姿を消す私。
三男はもちろん、大号泣でしたが、何とかスタートラインまで進む。
のですが、やっぱり親を探してます。
途中で旦那ちゃんを見つけて「お母さんいた!」みたいなことを先生に言ってましたが、行かせてもらえるワケもなく……。
すまん、三男よ。ここが頑張りどころだ。
ひどい顔(笑)
もうかけっこではありません。歩いてるし。
途中、ゴールラインの向こうにいる私の顔を見つけて猛ダッシュしてくれました。
その後はメダルをかけてあげて、家族みんなでハグ!よく頑張った!
こんな感じで頑張ったなら頑張ったなりに祝福することが大事なんじゃないかな〜って思った運動会なのでした。
ちなみに運動会後の三男は…
頑張った証が気に入ったのかメダルをちゃんと家でもかけて歩いてます。
ドヤ顔です。
健闘を褒め称えながら家に帰るのでした。
ちなみに後から先生から聞きましたが、三男は練習だったら一番早く走るし、ノリノリで練習に参加していたそうです。
これから徐々に本番を楽しめる子になってくれるとイイなぁ。
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本番に強い子はこんな風に育てると良いのかも。
そんなことを教えてくれる本、ありますよ。