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ソルティーです。

NPO法人 教員支援ネットワークT-KNITの正会員が企画したプロジェクト、社会力講演が終了しました。

この企画自体は6月からスタートして、ついに終わった…!!という感じがしています。

終わった…!!というのは、「やりきったね〜!」という想いが多いかなと思います。

社会力講演会はスタート時、僕は講師の門脇さんも知らないし、社会力も実はよく分かっていない…そんな状態から始まっています。

でも、正会員のたっちーが

「この講演会をやりたい!
人と人が繋がりあい、より良い社会を作る力が
今、必要だ!ってことを分かって欲しい!」

という想いを伝えてくれました。

読書会なども行って、「みんなでやっている法人なんだったら、みんなでやりたい!を支えなくて…いや、支えられなくてどうするんじゃ!」という気持ちがあり、プロジェクトが立ち上がりました。

イベントを企画したことがない、大きなイベントをしたことがない。
これは僕から見ていると、「もうちょっとこれやったら!!?」と思ってしまって、ついつい手を貸しすぎてしまうところがありました。

これは子どもたちのやることに対して、『大人が黙って見てられない』というジレンマに近いもの。

これを奪ってしまったら、このメンバーたちの成長を大きく奪ってしまうことになる…。

そう思って、何もしない、極力手を出さない。求められた時にしっかり助ける。困ってると思ったらまず聞く。

そんな風に手助けの方法を切り替えて、メンバーは見事にやりきってくれました。

そして、無事に終わりました。

みんながそれぞれ、一生懸命頑張って、有料のイベントにも関わらず45名の集客をすることができました。

無料ではなく、有料だと参加のハードルが大きく上がります。

しかも、それがオンラインのみでも1500円というのはなかなかの値段設定だったりします。

でも、その中でも一生懸命頑張った。一から自分たちで決めて、集まるか、集まらないか分からない中、協力者を増やし、一人ひとりに声をかけ、断られても頃合いを見て何度も声かけしたり、SNSでシェアをした。

こんなことって、大きな挑戦でもしない限りしないですよね。

ここで本気で頑張ったこと、できた!!って思ったこと、できなかった!悔しい!と後悔したこと。

収支はいろんなオマケも加わって、結局、赤字でした。
でも、赤字以上にみんなは大きな成長があったと思うし、たくさんの経験をできたと思います。

これは絶対に忘れない。同じことをしようと思った時、「あの時はこんな想いをしたな…」って思い返して、活かしてくれる。

社会力講演会セッティング
実はオンライン配信環境のセッティングは3時間もかけています。

こんなにしっかり準備したのに、本番では配信でミスったり、音声が小さかったりのミスが出ました。

でも、本番は絶対にこういうことがある。細かいミスが出る。

それはやった人にしか分からない。こういうことがあるんだってことを知り、経験として残る。

このイベントをやるまでは無理だ!!できない!!って思っていたことが、「もしかしたらできるかも」って思ってもらえるようになった。

これが本当の学びで、これこそが社会力の姿だったんじゃないかって思います。

明日が楽しみなのは、今日できなかったことができるようになるからです。

学校でもこんな取り組みが作れたら…、忘れられない経験として残るのではないかと思う今日このごろです。