社会福祉法人 同仁会にてリアル・オンラインのハイブリット講演を行いました。

同仁会は

  • 児童養護施設
  • 乳児院
  • 保育所
  • 児童家庭支援センター
  • 児童心理治療施設

など…、13の児童福祉施設・障害福祉施設を運営しています。

この繋がりは7月に行ったコミュニティ・スクールの講演からでした。

「社員同士のコミュニケーションについてお話することはできますか?」と声をかけていただいたのが始まり。

テーマは『モチベーションの上げ方と、社員同士の人間関係』。

コミュニケーションはなぜ必要なのか?

そもそもなぜ、私たちは群れるのか?

そして、何が私たちのモチベーションに繋がっているのか?

そんなことを話してきました。

今回の講演で気をつけた点

テーマを考える

今回はテーマが2つに渡っていたため、よく練らなければならないなと思っていました。

また、リアルだけじゃなくて、オンラインでも同時に開催するということなので、オンラインの状況にも気を配る、機材などもどうするか…など気をつけるところが多かったなって思います。

そのため、講演としながらも、みんなに問いかけたり、合間合間にグループワークを挟むことにしました。

つまりは『人間関係の構築をしつつ、そこからモチベーションとはどうしたら生まれるのか?を自ら導き出してもらう』ということにしたのです。

人間関係を構築し直す…ということはコロナで付き合いが減って、職員同士の雑談が減ってしまったのかなと思い、グループワークでいろいろとお互いの考えや、状況をシェアするだけでも絶大な効果が生まれるのではないかと思ったのです。

ハイブリッド配信を配慮する

今回は会場とオンラインを繋ぐタイプの講演でした。

さらにオンラインは一人一人ではなく、会場ごとのカメラ。

一人ずつパソコンを持っているわけではないので、振るか振らないか、そして、ペースを上げすぎてオンラインを置いていっていないか?を見ながらの講演でした。

会場だけなら集中できますが、なかなかハイブリッドタイプだと難しい。

敢えて、オンラインは手をあげてくださーい!みたいな確認のみにするのも手だったかなと思いました。

もう一つは今回はオンラインも含めると70人同時のワークでしたので、なるべくいろんなグループを周り、意見を出させるように全体を見るということもしました。

ワークを複雑にしないことが大切

今回の反省はワークを複雑しすぎたなーっと感じました。

みんなの好きなこと、嫌いなことを書き出してみましょう!とやったのですが、その後に、それを使って自己紹介して、心に残ったことは付箋に残しましょう!と指示を二つ同時に出してしまった。

たくさんのひとの中で戸惑いが生まれてしまったので、ワークではひとつの指示しか出してはいけない。

そんな基本的なところから会の構成の時に必要だなと思いました。

感想をいただきました

本当に全員からいただいたのかなって思うくらいたくさんの感想をいただいたので、ギャラリーで紹介します。

合計で80人以上もの方が参加していただき、リアルもオンラインも気にかけながら、進めるグループワークはとても難しかったです。

ですが、感想を見る限りでは、ひとまず大成功だったのではないかなと思います。

動画で質問に返答

質問をいただいていたので、返すようにしたのですが、文章だとなかなか想いが伝わらないかもしれないし、聞き流すだけでも良いかなと思って動画にしました。

はじめての試みで、動画なんてわざわざ見るかなーなんて思いましたが、講演の延長だと思えば、これはこれで…って気になりました。再生数の伸びで見てくれたかどうかは分かるので、役に立ったかはそれで判断しようかなと思います(笑)

今回はお呼びいただきありがとうございました。