茨城県立下館第一高等学校附属中学校にて起業家という存在について…つまりはアントレプレナーシップについての講演を行いました。
元々、知り合いだった先生が久しぶりに連絡をくださって、その中で生徒たちの課題を僕にぶつけてくれました。
その課題を聞いて、僕が考えた内容は『なぜ勉強をするのか?』です。
今回の講演で気をつけた点
今回の講演は起業に至るまでのストーリーを伝える必要がありましたが、時間が50分ほどしかありませんでした。
そこで、スライドなどは用意せず、自分の話だけで引き込むようにしてみました。
用意したのは自分年表一個のみ。
自分に自我が芽生え、どうやって生き抜いてきたのか?
そして、どうして起業するに至ったのか?
この辺りはたった50分では伝えきれる感じではないので、多くの部分を端折りながら、自分の核となる部分を伝えさせてもらいました。
正直、話はまだまだ伝えたいことの半分くらいしか伝えられてなかったかもしれませんが、質問もすぐ上がるなど熱心に聞いてくれる子が多くて嬉しかったです。
まだピンと来ない年齢。自分ごとになった時に思い出すキッカケになるかもしれない
僕が講演したところでピンと来ないところも多いと思ったので、いろんなゲームの話や、動画投稿をしていた話なども混ぜたり、質問をしたりなど子供たちの興味を惹くこともたくさんやってみました。
どうして僕たちは学ぶのか?そして、学校以外では学べないのか?
僕自身はゲームで学んできた人です。遊びも遊び尽くしたら、それは学び。どんなゲームをプレイするかじゃなく、どんな風に考えてプレイするかでもゲームはいろいろと学べるし、それが結局、起業にも活きてくる。
そんな風な変化球を投げてみました。
ただ、それでも今、学んだことが活かされるのはまだまだ先。壁にぶち当たった時、「どうしよう」って思った時、この話がちょっとでも蘇ったりするなら、それはそれで意味のあるもの。
そして、周りの知っている大人、もしくは当時の担任に「連絡してみようかな」って思ってもらえるのであればそれで良いのかなと思ったりしています。
何がキッカケになるか分からない人生。少しでも聞いてくれた子供たちの人生に関われたことがありがたいなと思う講演でした。