今日は元少年院法務教官の安部 顕(へいなか)さんと、今の本拠地シェアハウスに住んでいる住人を合わせてみました。
本拠地シェアハウスに住んでいる住人さんはこれからの人生どう生きていこうかーっていった時に、子供たちの支援がしたいと悩んでいたらしく、そういうところと深い繋がりがあるへいなかさんに声をかけて合わせてみたのです。
そんな中、今回大事なテーマだった『当事者を超える』ということをピックアップしてみます。
当事者を超え、自分の力で動いた経験を元に支援すること
特に今回のお話でメインとなったのは当事者を超えて支援をすることの大切さを強調していました。
「誰かの役に立ちたい」といった時、ほとんどの人は自分の心の傷が癒えていないまま、支援を開始してしまうらしいのです。
人を救う活動が自分の自己満足の活動になってしまって、結局、うまくいかなかったり、自殺してしまったりするのだとか。
じゃあ、どうしたら良いのか?というと、自分の力で立ち上がった経験を創ることでした。
当事者は当事者のままでいるから、同調しすぎてしまって、話は聞けるけど、その先の解決策を提示したり、導くことができない。
だから、自分で困難な人生を脱却する努力を十分してから、本来やりたかったことをやると、本当に人のためになって、過去の辛い経験を乗り越えたという他の人とひと味違った、その人にしかできない支援ができると。
それは本当にそうだと思うし、自分もそうだなと感じます。
敢えて考え方の違う人と一緒にいる勇気
もう一つ、「敢えて考え方の違う人と一緒にいて、それ面白いねって聞けるようになるのが良い」って言ってました。
「なんかコイツのやり方、違うんだよなぁ〜。でも、そうやって必要としている人もいるんだよな」
「これ見ててイライラするよなぁ〜。ただ、そういう文化でなりたってるよな」
というように、自分とは違うし、違和感も感じるんだけど、そんなやり方もあると認めて、その上で何か参考にできるところはないのか?と探すのが良いと。
僕の大切なモットー「認め合い、縁を紡いで、絆を創り、なりたい自分に1%ずつ目指す」というものがあります。
その最初は認め合いです。そこに僕が見えていない視点があり、面白さがあり、成長が詰まっている。
そうやって違うを面白がるってところを大切にしたいなって思ったりしました。
今日の話がシェアハウスのルームメイトにどう響いたか分かりませんが、何か新しい出会いに繋がったら良いなって思います。
へいなかさん、今日はありがとうございました!