教員支援ネットワークT-KNITにて、コミュニティ・スクールの学習会『地域未来創造カイギ』を行いました。
T-KNITでは3つの事業がありますが、その中でも地域との繋がりに注目して活動しているのが学校応援チームです。
今回は一般の保護者という立場から、学校側から「一緒にやろう」と声がかけられるまでにしてきたことを話していただくということで『太刀川 友理』さんの事例をお伝えすることになりました。
僕はオリエンテーション&司会を担当。
今回のテーマは『保護者から学校に対してのアプローチ』がテーマです。
登壇者の時間配分を気をつけた
今回の講座で気をつけた点は『登壇者の時間』でした。
前の地域未来創造カイギの時、登壇者の話が長く、まだ半分くらいしか喋っていないのに時間が来てしまった…ということがありました。
今回の対象は保護者が多くなるだろうということで、より自分からできる一歩を見つけさせたいと、登壇者のスライドを8枚に絞ってもらうように伝え、一つ一つのスライドにテーマを設定。
登壇者の喋りたいことを入れつつ、こちら側で聞きたいだろうという点をすり合わせた内容になりました。
「一般の保護者が何かやりたいなら何かしらの役に就くというのは大事なんだ」
「やってきた側からすると共感しかない」
など、やってきた側の共感はたくさん得られた印象でした。
コミュニティ・スクールについてイマイチ伝わりづらかったのが改善点
登壇者にコミュニティ・スクールの経験がなかった
コミュニティ・スクールの学習会をメインにしているのに、コミュニティ・スクールの話がほとんどなかったな…というのが逆に大きな反省です。
というのも、登壇者の話はコミュニティ・スクールが始まるまでの軌跡…なので、コミュニティ・スクールに関する事例がまったく出てこない。
学校運営協議会でこんな意見を出しました。やり方はこんな感じでやるとうまく行きましたなど、そういう話がまったく出なかったので、「知りたい」って思っている人にアプローチできなかったなというのが反省です。(でも、登壇者の学校では始まっていなかった事実があるので、仕方ない側面もある)
概要の説明を行う導入は削らなくて良いと思った
また、登壇者の時間を前よりも長めに設定した分、自分のコミュニティ・スクールの概要の時間を大幅に削りました。
そうしたら、コミュニティ・スクールが分からない人にとっては「なにこれ?」が払拭できないままになってしまったなと。
やるなら概要の説明と、今から何を話してもらうのか?という部分を明確に意識させる導入は、やっぱりとても大事だなって感じました。
次回は僕の失敗談を何回かに分けてやるかも
コミュニティ・スクールは一回ミスをすると、そのままズルズルと引き伸ばされてしまいます。
僕がその失敗談を伝えるのは非常に良いことだなというのが、今回の反省・改善点としてあがりました。
次回を行う場合、そんな何か失敗し、どう克服したか?(もしくはこうしたほうが良いと思う)ということを伝えたい。
次回もぜひご期待ください。
今回もありがとうございました!