夢100アカデミーから教員支援ネットワークT-KNITに依頼があり、講師として出向きました。
夢100アカデミーは100年後の未来を考え、実践していく市民団体です。
今回は2月に行った対話会の続きで、今度も対話会を開催して欲しいということで地域や、教員を集めての学習・対話会を行って欲しいと依頼がありました。
僕は講師を担当。そして、対話チームの平嶋(ひらしぃ)も参加。そして、会員も数名協力してくれました。
今回のテーマは『コミュニティ・スクールと地域ができること』がテーマです。
導入の大切さ
今までの講演は仰々しい雰囲気で行っていましたが、今回の会はとても雰囲気が良く、事前に結城市の教育長が場の空気を暖めてくれたので、非常に話しやすかったなと思います。
特に結城市の教育長の話は確信をついていて、「私は会長だからここに来れたし、冗談を言い合う仲だ」という言葉そのものが、本当に大事なところだろうなと。
本音を言う。
これが学校では非常に難しく、簡単にできないからこそ、その体感をみんながしてもらってから入る講演は実感として話がスッと入っていく感じがしました。
自分の内容も凝ったつくりにしてきましたが、やはり導入がすべて。
みんなが話を聞こうと思ってくれるからこそ、講演の内容が活きるのだと実感しました。
いろんな立場の人が同じ目線で話す
結城市の教育長の黒田さんや、下妻市の議員の方、市役所の方、教育委員の方、そして学生と単純な地域だけにとどまらず、いろんな方が一同にこの対話会に参加し、全員が同じ立場で対話を重ねることがすごい繋がりを感じる会だなぁって思ったりしました。
コミュニティ・スクールは誰もが経験したことがないですし、すぐ学校は報告だけして、伝えるだけ伝えて終わろうとします。でも、それだけでは絶対に良いものはできませんし、学校にとっても負担だけ増えてマイナスです。
そういう、今まで僕自身も失敗したことや、見てきた内容で「これは幸せになってないな」と思うことを伝え、「たしかにそうです!」とみんなが納得してくれる内容になったことが良かったな〜と思います。
伝えただけで、できたら苦労はしませんが、それでも伝えること、考えることの意義を考えられたのがとても良かったなと思います!
次回は学校で行って欲しい
この場に学校の先生がほとんどいない(運営には先生がいた)。やはり繋がりの外にいるのはいけないなと。
「学校の先生がいるところで開催しないとダメですね」
という言葉がある通り、自分のホームグラウンドでしか活動できない人たちなら、そのホームに乗り込む。
みんなで作るから意味があるものができる。
次回はぜひ学校で開催をお願いしたいなーと思います。
依頼をいただきありがとうございました!