今年度も学校運営協議会委員の委嘱を受けました。
すでに5年目になります。
協議の時間を提案する
今回は学校にお願いして、第一回目にして協議の時間を作ってもらえました。
なぜこの協議を大切にしたか?というと、木こりのジレンマという話があります。
刃を研げば早く木が切れるのに、「切るのに忙しくて研ぐ時間なんてないよ」と言って、非効率な時間を過ごしてしまうという話です。
多くの学校は協議のスタイルを極力避けたがります。報告だけで終わりたいし、長い時間協議に時間をかけるよりは、いろんな仕事を片付けたいと思っているはずです。
それだけ先生たちが追い詰められているという状況であり、そんな中でもこのような時間を作ってくれる。
なのであれば、こちらも1時間、2時間を全力で良い時間にするように努める。
「なんのための集まりだったんだろう?」
って思わないために、できることは何でもやろう!って思って、毎回臨んでいます。
そのための協議です。
課題から、解決策の共有ができたことが良かったなと思います。
本音を聞く努力を忘れない
みんなが帰ってからもちょっと残ること。
これが先生の本音を聞く一番のポイントだなって思います。
そのおかげで、学校内でのコミュニティ化を進める話も先生たちから出てきました。
学校がどうして良いか分からないからこそ、地域の人たちが動く。
ここまで来るのに5年もかかってしまいました。
でも、委員の心は5年で最も熱くなっている気がします。
抜本的に解決するには時間がかかります。
学校はすぐ人事異動してしまいますが、地域には人事異動はありません。
その良さを活かし、より良い方向へ進む。それが地域のできることです。
※もちろん、あまり長く居座るとデメリットもありますけどね。
さぁ、いよいよ面白くなってきた!