地域学校協働活動コーディネーター養成講座で市内の中学校とご縁をいただき、コンサル&研修をすることになりました。
ご縁はなんと僕の母校の中学校である、友部中学校。
「PTAの改革をしたい」というご提案をいただき、持続可能で楽しく新しいPTAを作るためのコンサルをNPO法人 教員支援ネットワークT-KNITで受けました。
今回はその一発目である、PTA改革のための研修会。これからの機運の高まりをここで示せるかがポイントとなる大事な研修会です。
今回のテーマは『PTAをなぜ改革しなければいけないか?』です。
人を惹きつける共感にこだわった
今回の研修はPTA実行委員会の年度報告と合わせた研修会であり、人が集められただけ…という状態。さらに予定では45分という結構短い研修会です。
ここでコロナ禍で何もしなかった…という人の気持ちを「やってやるぞ!!」と火を灯すにはかなりの工夫が必要です。
前日までスライドを作ってあったのですが、先生からの電話で「PTAもなぜ集められるのか知らないんです」という言葉を聞いて、そのままで良いんだろうか?と考え、これは導入をかなりこだわらなければ惹きつけられないと考えました。
なので、導入を変え…導入も変えたら中身も変えなきゃ…と結局、ほとんどのスライドを作り直してしまいました。
今回のスライドの変更となったのは【共感性】。
PTAで何もしてこなかった…という悔しい想いがあるはず。そのPTAに対しての悔しい気持ちは僕も持ち合わせていて、そこに寄り添うようにしたのです。
また、友部中が母校である点も活かし、使えるものはなんでも使って共感を呼び起こしていきました。
落差が良かった
今回は初の実行委員会の報告後の研修ということもあり、45分がさらに短縮され、30分しかないという超短い研修でした。
でも逆に手伝いにきた会員さんからは
実行委員会の暗い空気から、研修会の明るい空気になっていく落差が良かったよね。
なんて言ってくれたので、逆にこういうこじ開けていくスタイルもありなんじゃないかなと感じた会でした。
会員さんを起用し、出番を作る
今回は初の研修の一部に会員さんの出番を作ることができました。今までは自分一人で行っていたものですが、やはり人が変わると伝わり方も変わるもの。
不登校支援は僕はやっていないのですが、やはり実践者の言葉は重みが違う。短いながらもインパクトのある言葉に惹きつけられ、みんなが注目をしてくれていました。
ビシッと伝えたいことを伝えてくれて、最高の刺さり方をしてくれたんじゃないかと思います。
次回に向けて
今回の会は伝えたいと思っていたことの50%も伝えられなかった。ですが、目的は達成できたし、大成功でしょう!
PTAの皆さんには最終的にこれからの学校PTAの改革が進むイメージを体験してもらえたかと思うので、自主的に残ったり、「すごく楽しかった〜、もっと早くこういうのやりたかった」という意見を帰り際にいただいたので、手応えを感じています。
硬い会じゃなくて、楽しい研修会。
それが僕らの強みかな〜。