T-KNITで 地域からの社会科見学を開きました。
以前に会員のあーちゃんさんが、先生の社会科見学ということで、「先生がもっと教育が社会でどう活かされているのか?を知る必要がある!」と実施していました。
それを会員のたからんさんが、「地域からももっと先生を知る必要がある!」と二人で地域からの先生の社会科見学が実施されたのでした。
今回はそこで、自分が感じたことや、内容を少し、シェアをしていきます。
教員は枠があると埋めたがる
まず、気になったのは教員は枠があるとびっしりと埋めたがるという点でした。
なんでこんなに埋めたんですか?って聞いたら
「いや、他の先生が埋めていて、これは私だけ埋めないわけにはいかない」だそう。
これを埋めてくれた先生が8人いたのですが、全員ほとんど埋め尽くしていました。まさに先生の職業病な傾向を生で見られて、これだけでも価値がある情報だなって思ったり。
教材を1から作る理由
また、教材は1から作らないと気が済まないという理由が分かったのも良かったです。
地域からすると「そんなに忙しいなら既存の教材使えば良いのに」とか、「うまく組み合わせちゃえば良いのに」とか思う人が多かったのですが…、先生的にはそれは許せないようでした。
その理由は
「自分で学ばないと教えにくい」
だそうです。
たしかに教材を作る時にいろいろ調べたりして、はじめて分かることもたくさんあるし、そこでより深い理解に到達することもあるんだろうと思います。
塾では如何にマニュアル通りに教えて志望校合格させるか?というところを重視して、最適化を図りますが…、先生は人間力を指導しているので、教材を通じて人間性に触れて欲しいという願いや、情熱が込められているからこそ教材を作るんだなって理解できました。
教員は実は暇
最後に教員支援をやっている僕からすると、衝撃の話ですが…。
教員は実は暇なんだそうです。いや、暇だけど暇じゃない。
「手を抜こうと思ったらどこまでも手を抜ける職業。だから、手を抜いたらめっちゃ楽です。だけど、子供たちのためを考えたらどこまでも満足できない職業でもあると思います」
いや、知ってはいたけどみんながみんなそうやっているし、そういう文化でいるんだなって再認識しました。
でも、だったらなんでこんなに離職率が増えて、幸せを感じられないんだろう?
幸せを幸せと実感する力が落ちてしまっているのかもしれないなと感じたりしました。
次回もあるかどうかは分かりませんが、とても楽しみです!