社会教育主事講習を受けている人に緊急のアンケートがメールに届きました。
それが社会教育士のデジタルバッジ化というものです。
デジタルバッジとは
デジタルバッジ(オープンバッジ)とは経験や、知識など資格をデジタル化したもの…というのが分かりやすいのかと思いますね。
ただ、デジタルバッジの本当の狙いは学歴社会からの脱却にあります。
これからの社会は何をどのようなことをやってきたのか?という学習歴をたどるようになっていくのです。
社会教育士がデジタルバッジ化するとどうなるのか?
社会教育士がデジタルバッジ化すると、今までの名刺にかけますよ〜というレベルではなく、こんな資格や、経験がありますよーとその人を検索するだけでヒットするかもしれない。
一番できたら良いなと思うのは、社会教育士のデータベースで、『経験』を元に探せるようになること。
社会教育士という称号を得た人はたくさんいます。その中では取得しただけで使わず終わってしまう方ももちろんいるんだろうなと。
その中でも、「この社会教育士は違うよ」とか、「◯◯の経験がある社会教育士だよ」と紐づけされてくると尚更効果が高いんじゃないかと。
このような学習歴、経験歴を活かしたデジタルバッジの普及は日本ではまだまだだけど、社会教育士がそこを狙い始めた…というのは悪くない視点だなーと感じています。
今後の社会教育士は
社会教育士は今後、地域学校協働活動推進員などで取得必須になってきたりするんじゃないか…って思っています。たぶん、やることが多岐に渡るので、職業化しないと絶対に続かないだろうと思っています。
適当な人ではなく、しっかり知識・技術、そして経験がある方に担ってもらうという形になっていくんじゃないかなーと。
まだまだ民間で取得している人は少ない称号ですが、まだ取っていないという方は取得を狙ってみるのも良いかなと思います。