こんばんは。今日も教育についてしっかり考えていきましょー。

さて、今日のコラムはこれです。

社会教育主事、社会教育士をどんどん広めていきまっせー!という話ですね。

これからの地域になぜこの役職が必要なのか?

一緒に考えていきましょー!

社会教育士って何する人?

そもそも社会教育士って何する人ですか?って分からない人もいるかもしれないので、一応説明しておきます。

社会教育士は街の課題、社会の課題をいろんな人と伴走し、課題解決に向かって持続可能な取り組みを行う人。

まぁ、簡単に言うと、あなたの街の困りごとをみんなのチカラを繋げて解決する人です。

間違ってはいけないのは社会教育士は課題解決をするヒーローではなく、解決のためのヒーローを探してくる役目ってことですね。

教育の在り方が変化する

このニュースでポイントなのが、何のための社会教育士なのか?ってところかなーと思います。

「少子化の深刻化、地域コミュニティーの希薄化など将来の予測が困難な時代を迎えている。変化を踏まえつつ社会教育の新たな在り方を見つめ直し、社会教育の担い手である人材などの推進策を審議してほしい」

盛山文科相

将来の予測が困難というのがポイントで、「社会教育の新たな在り方を探ろうぜ」って言ってるわけです。

これからは教育の在り方が変わってくるよーって意味も含まれてくるのかなと個人的に感じています。

今でさえも、不登校が増えてフリースクールは増加傾向ですし、最近はラーケーションも始まりましたからね。

これからの社会では、自己の在り方や生き方を考えながら、課題を発見し解決していくことのできる力が求められます。そのような力を身に付けるためには、地域に出かけたり、多くの人と出会ったりする体験的・探究的な活動を通して学んでいくことが有効です。また、自己の在り方や生き方を考えるためには、家の人とゆっくりと話をする時間も大切です。思いや悩み、不安について家族と一緒に考えることで、これまでの生活を振り返り、今後を見つめる良い機会になります。
児童生徒が家の人などと一緒に、そのような時間を取ることができるよう、茨城県が設定したのが年間最大5日間の「ラーケーション」です。

「ラーケーション」を取得した場合、学校は欠席にはなりません。
「ラーケーション」は、連続して取得することも分散して取得することもできます。限度は年度内に5日間であり、残った日を次の年度に繰り越すことはできません。

ラーケーションが始まります – 茨城県教育委員会

今、変化が激しすぎる世の中で何が起こっているのか?を知るには学校の教科書じゃ分からないものが多すぎる!

だから、「社会に出ていろいろ見て、触ってこようねー!それも立派な教育だよー!」と言うのは当然ということですね。

ソルティー
ソルティー

っていうか、変化が激しすぎて多くの先生だって分からないんですよ。事件は現場で起こってる!ってね。

行政の地域力の減退

で、なんでわざわざこんなことをニュースで発表したのか?っていうと、社会教育主事を置かない自治体が増えてしまっているんですよ。

同省によると、1996年の配置率は9割だったのに対し、2021年には4割に減少した。

なんでそんな流れになっているのかは、まだ僕も分かっていないんで、知っている方がいたら教えて欲しいんですが、どんどん減っているんですよ。

これからの地域を担っていくかもしれない核たる人物が全然足りないって、コミュニティ・スクールの設置が進んでも、うまく活性化できません。

だから、行政じゃなくて、民間の人にも入ってもらおうってなって、社会教育士の取得を告知しているのかなと。

社会教育士を持っていないとできない仕事が出てくるかも

ここからは予測ですが、社会教育士を持っていないとなれない職や、できない仕事が増えてくるのかなーと思います。

たぶん、地域学校協働活動推進員(いわゆる地域コーディネーター)はその筆頭でしょうけど、今、職として成立してないのが大きな課題なんです。

こんな大変なことがボランティアベースで成り立つわけがないので、ここは国や、行政、もしくは政治家が頑張ってもらう必要あることかな。

ソルティー
ソルティー

まぁ、僕も民間としてできることがないかなーと思って、こうやって発信をしています。誰かに任せるのではなく、自分から何かやることが大事ですね。

民間の社会教育士がもっと増えてくれると良いなぁ〜。