水戸生涯学習センターが企画した「持続可能なコミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進の原動力 ~地域学校協働活動における人材の確保・育成~」という研修に参加してきました。
今回の講師は朝倉 美由紀 氏(明星大学教育学部特任教授・CSマイスター)です。
このような県内の研修会は、知見や、事例も学べるし、多くの人との出会いがあるので、面白いですね。
今回は研修の中で感じた気づきなどを共有していきます。
自由な参加スタイルの承認
今回は赤ちゃん連れでの参加になりました。というのも、妻も同時に別の予定があり、自分の子どもが熱を出していて、誰かが見ていなければいけなかったからです。
しかし、こういう場合、多くの人は休んで機会を逃してしまいます。
どう思われようとも、結局は皆さんの学びの邪魔にさえならなければ良い。だから、自分から赤ちゃんを連れて出席してみました。
「赤ちゃん見たのは久しぶりです!」
「見てるだけで癒やされますね」
などいろんな声をかけてもらったり、わざわざ赤ちゃんのためのルームや、オンライン受講のためのタブレットまで用意してくださるなど手厚い対応をしていただきました。
こういうのめっちゃありがたい!
こんな風に誰でも学べるように準備をしていくのが講座を行っていく人たちには、今後求められる形になっていくだろうし、今まで「子どもがいるから…」と遠慮していた人たちも出る勇気さえ持てれば出られる世界になってきているなと実感できました。
コミュニティルームの存在について
コミュニティルームは一歩先行くCSには必須
今回の講師の方の事例の中には地域学校協働活動推進員のお話や、コミュニティルームの話が出てきていました。
コミュニティルームは自分が関わっている学校にも用意されていて、やっと地域や、子どもたちの出入りが始まったところです。
コミュニティルームの設置は設置する場所の施設とも話し合わなければいけないし、地域学校協働活動推進員などの人も必要です。
ですが、コミュニティ・スクールが盛り上がってくると活動時に「どこで集まる?」ってなってくるので、気軽に集まれる場があると加速しやすくなるなと。
今回の事例ではそのようなコミュニティルームを活用した例が多くありました。
場が大事ではなく、結局は人
では、コミュニティルームのような場があれば良いのか?というと、そうではなく、結局大事なのは場ではなく、人。
人がいるから情報や人が集まるし、人がいるから集まった情報や人を拡散したり繋げやすいのだなと。
僕が地域学校協働活動推進員となっている場合でも、毎日は来れないけど、「毎週この時間にいるよ!」って言うと、人が集まってくる。
これは地域だけじゃなくて、子どもも同じです。
人がいるから部屋の活用が進んでいる気がしています。結局、人があって場が活かされるのだと再確認できました。