教員支援に関わる団体として専修大学『VIRIDIS』に取材・掲載されました。
『教員支援』というワードで取材をいただくことってまだまだ少ないので、こういう機会はめちゃくちゃありがたいですね。
今回は教職員の先生たちも取材され、その中の一人として登場。取材がドタバタしていたので、まさかの車からの登場になってしまって非常に申し訳なかったですが、その中でもいい感じのところをスクショしてくれました。
ちょっと前のブラック企業の雰囲気が学校
この取材にはT-KNITの正会員であり、私立学校の教員でもある五十嵐さんも同時に取材されています。一緒にやりませんか?と声かけたところ、取材を受けてくれました。
彼が話したことは
現在赴任している高校では、生徒対応や会議などで残業する日はあるものの、定時で帰れる日には率先して帰るようにしているという。「何もなければ17時に上がれる風潮を僕は作りたいんです」。先輩教員も後輩に対して「仕事終えたら帰りな」と気さくに声をかけてくれる環境だと言うが、帰りにくい雰囲気が今も拭いきれずにいると早川さんは感じている。
「職員室内での帰りづらい雰囲気を生み出しているものは、先輩よりも先に帰っていいのかという罪悪感。自分を気遣ってくれる先輩が残業している中で定時に上がるのは、若手の教員だと特に心苦しい」。
まさにこの話って僕が20代前半の頃に感じた会社の雰囲気でした。
早く帰りなとは言ってくれなかったけど(笑)。
今でこそブラック企業という名前が付いたりして、気をつけるようになったりしていますが、あの頃はブラック企業という言葉もあんまり叫ばれていなくて、当たり前だった気がします。
世の中的には少しずつ変わってきましたが、学校ではまだこの話は浸透しきっていないし、解決の糸口も見えてないのかなと。
でも、できることは『自分が帰るという意識を持つ』ことだと思うので、この意識を持つことから始めるのが先ですね。
地域の理解を強調
僕の話は外部から何かできることがあるか?を伝えていきました。
コミュニティ・スクールが主だからね。
一般的なイメージだと校務支援(丸付けとか掃き掃除とか掲示物の張替え)が主だろうと思っている人が多いんですが、教員支援って一口に言ってもできることがいっぱいあるんです。
まずはいろいろできることがあるんだってことを知ってもらいたいし、学校に行かなくてもできる教員支援はあるって知るだけでも良い。
そういう小さな積み重ねが先生たちの力になり、子どもに還元されていくって知って欲しいなと思って喋りました。
他にも職員室の雑談という話も出ていたので、興味がある方はぜひ記事を読んでみてくださいね。