茨城県教職員組合の県西支部から教職員の働き方改革の研修をお願いしたいという依頼があり、講師として出向いていきました。

茨城県教職員組合は教員の働き方について取り組んでいる組織。何度か僕も登壇させていただいておりますが、その御縁から県西支部からお声がかかったのでした。

今回のテーマは『地域移行×働き方改革』がテーマです。

今回はオンラインで90分、しかもワークなし

今回大変なところはオンライン、しかもワークをしないという内容でした。

20240729 目次

普段、ワークなどを取り入れている僕としては結構難しい内容。しかも、自分がどのようにそれぞれの学校に持ち帰るのか?と持ち帰れるものがあったほうが良い。

そうなると、どれだけ相手の困り感に迫れて、その上で「これならできそう」と思ってもらえるかどうかが大事です。

そこで、今回は具体的な事例をたくさん出し、その上でそこまで至るまでの失敗談や、何がキッカケでそのようになったのか?をしっかり出すようにしました。

どれだけ効果があったのかは正直分からないのですが、質疑応答の際、具体的にどうすれば実現できるかを詳しく聞いてくれたので、「これは自分たちには無理だ」というセミナーを受けた後の特有の空気感にならなかったのは良かったかと思います。

話し続けることは場合によっては良い可能性もある

今回は90分ずっと話しっぱなしでした。ただ、今回はそれはそれで良いなって思いました。

20240729 事例
ひたすら事例についてや、どうやってそこまで来たかばっかり話した

僕としては数十人の方が自分の話をとにかく聞いてくれるというありがたい状況。僕としては気持ちが良いものですが、果たしてこれは受け手としてはどうなのかなぁって思ってしまう感もあり、話しっぱなしの研修会というのはほとんど行いません。

ですが、今回はオンラインという状況もあり、教職員の方々は慣れている感もあったので、寝ているような方や、仕事しながら受けているという方は少ないような気がしました。

「しっかり話しを聞いて、自分の中に湧き上がってくる気持ちがあるなら、それはそれで良いか〜」と思えた今回。

いつもこれでいいかとは思いませんが、今回はこれでも良かったかなって思っています。

教職員が80名以上。興味の高さがうかがえた

今回のセミナー、最初は30名程度だったかと聞いていたんですが、フタを開けてみたらなんと全部で85名いました。

それだけ伸びたということかと思うのですが、一般の教職員の方でも地域移行というワードは非常に興味を惹くタイトルなんだなぁっと感じたのです。

普段はコミュニティ・スクールの運営に関することばかり話していますが、実際やっている中身は地域移行が多め。

今後はそういう切り口で話すというのも良いなって感じました。

また働き方改革などの話しが出たら面白いかも。興味がある方はぜひ講演の申込をよろしくお願いします。