石岡市役所のコミュニティ推進課からコミュニティ・スクールの事例発表をお願いしたいという依頼があり、ゲストティーチャーとして出向いていきました。
石岡未来会議は市民と市職員が、情報を共有し、垣根を越えて、ありたいまちの姿について対話をし、協働できる関係性をつくっていく場です。
今回のテーマは『地域学校協働活動推進員としての事例』がテーマです。
熱量の高い市民が参画
よく見る光景としては市役所側が開催した会議はとても固く、誰も意見を言わないまま、行政報告をして終わる…というパターンが多かったように思います。
しかし、石岡未来会議は10代の中学生、そして70代くらいのシニアまで、幅広い年代が一つの部屋に集まってみんなで街の未来について語る。
そんな空間になっていたのが本当に驚き!
自分の街は自分たちで創る!そんな意識を持った方々が集まっていたのが、本当に良い場だったなーと思います。
事例は生の声を大切に
今回は時間がたったの20分しかありませんでした。本来ならコミュニティ・スクールって何?みたいなところからしっかり説明していきたいところですが、そんな時間はありません。
本当に大事な部分だけかいつまんで解説し、事前に用意した読めば分かるものはすべて飛ばして、資料に書いていない『ここでしか言えない本音の話』をさせていただきました。
石岡市はコミュニティ・スクールが始まっていくところ、きっとこれから学校と地域、行政、そして保護者との歪みが出てきてトラブルが出る場所もあると思います。
そうした時に「こういう心持ちで立ち向かっていくと、最終的には良い方向にいくよ」という話をさせてもらいました。
こういう話は資料では残せないものなので、一人ひとりの心に残り、自分たちはどうやって取り組んでいくかをしっかり考えてもらえたらな…と。
その後の展開でも、付箋や、模造紙にいっぱい書いてもらえて、それが石岡市役所への提案となるようです。すでにそうした協働の取組があるので、石岡は問題ないだろうな〜と感じられました。
地域学校協働推進員の事例もお任せください!
さて、コミュニティ・スクールの設置率が全国で半分を超え、当たり前になろうとしています。
しかし、地域学校協働活動推進員は配置されたものの、「何をしていいか分からない」、「何を頼んだらよいか分からない」というケースは多いと思います。
その壁を超えるためのお手伝いをしていますので、困っている地域・学校があったらぜひお声がけくださいませ。