最近は怒るというワードをよく見ます。
「もうちょっと怒ったほうがいいよ」と言われたこともあるし、
「自分の中に怒りが湧いているな」と感じることもあります。
自分の中の怒りは特に酷く、常についてまわったりします。
一度火がついたものはなかなか消えません。腸煮えくり返ると言いますが、自分の身体を中をじわじわと蝕む様子は、あまり良い気分とは言えません。
そんな中で自分の怒りと向き合うには2つ必要なことがあるなと思ったので、書き出してみます。
怒りの火付けは自分から行っている
怒りという感情はなるべくなら、消してしまったほうが良い感情です。
でも、喜怒哀楽という言葉があるように、怒りは人間では切っても切れない感情なのだろうと思います。
では、その怒りはどうして湧いてくるのか?
それは自分でその怒りに火を付けてしまっているんじゃないかなと思うのです。
思い出すだけで、怒りが湧き出る。
まさに思い出すから怒りが湧き出るのです。
つまり、怒りに自分からエネルギーを注いでしまうから、いつまでも怒りが収まらない。
そう思うと、怒りの元となるものからなるべく離れたり、意識から離すということが最も大事なことなんだろうと思うのです。
怒りは自分を成長させる種でもある
前にもブログで書いたのですが、どうしても許せない怒りというのが湧いたことがあります。
それは結局、自分を成長させる種であったと思うのです。
つまり、怒りは自分の内側から発せられる叫びであり、心の奥底にある自分の心です。
それを自分自身に理解してもらいたがっている。
自分の本当の気持ちを理解するキッカケになるもの。
それが【怒り】なんだろうと思います。
そう思うと、怒りというのは案外悪いものではなく、自分自身がまだまだ成長できる余地があると教えてくれるものでもあると思います。
怒りと向き合うのはとてつもなく難しいことですし、一度火が付いたらなかなか消せません。
しかし、だからこそこの怒りと向き合って、自分の成長のチャンスと捉えられるかが、これからの自分にとって大切なのではないかと思うのです。
今、腸煮えくり返っているという方は、自分の心の叫びを理解するところからはじめてみましょう。