教育委員会のコンサルティングをする日が来るとは思ってみなかったなぁ。
どういうことかというと、とある教育委員会さんのコミュニティ・スクールの設立と運用をアドバイザーとして支える役をいただいています。
コミュニティ・スクールってまだまだ知られていない単語だけど、最近になって、急激に考え方が浸透してきている感じがしていて、文部科学省さんのほうでも「導入して〜〜!」って頑張って声をあげてみるみたい。
そんなことの一部を任せてもらえるのは本当にありがたいし、今まで地域と学校が一緒にやるのが大事!って言い続けたかいがあったというものです。
声かけてなかったのは自分
そもそも、今までの僕は教育委員会とは話ができないと思っていました。でも、結局、教育委員会だって教育のこと考えてないわけじゃない。
声をかけてなかったのは自分だったのか!
大事なのは教育の現場、そこを利用する保護者、教育を管理する人。
その3者が「一緒の方向を向いて頑張っていこーぜ!」ってなっていくのは本当に大事だなと。
今回の件も、教育委員会のほうから「一緒にやってもらえたらありがたいんだよなぁ」ってポロッと漏らしてくれたのがキッカケ。
僕のほうで「全然やりますよ!一緒に頑張りましょう!!」みたいにそこに乗っかれることができた。
お互いに弱みを見せることで、「やりますよ」って言ってくれる人が増えるんだなって実感しました。
大変だと思うけど、同時にワクワクすると思ってもらえた
僕が教育委員会のコミュニティ・スクール導入でお手伝いしていることは、今まで企業さんに向けてコンサルティングしてきたことと一緒。
誰のために、なんのために、なぜ??っていうところを突き詰めて、目的が決まったら、目標を決めて、いつまでに達成したいのか?と一緒に考えていくだけ。
一人で悩んでいるよりも、外部の人であり、専門の知識を持っている人と一緒に悩むことで圧倒的スピードが出てくる。
それは教育委員会の人にも感じてもらえたようで、
「大変だなぁって思うけど、それと同時にワクワクしてきました。」
そうそう!こういうやる前からワクワクする!っていうのが大事。
そして、これがみんなで決めたことなんですってことが大事。特にどんどん課長や、部長クラスの人が巻き込まれていっていて、あんまり自分のことを喋りたがらない人とも肩書関係なく、一緒に考えて、創り上げていく。
これがみんなでなにかを創るってことなんだなって実感します。
ボソッと言う。これは大事。
そういえば、僕はなにかを成す時に助けを求めることが少ない。
っていうか助けを求めるタイミングが分からない(笑)
でも、今回のことでいうと、ボソッていうのはすごく有効だなって思います。
「○○なことやりたいんだよねー。誰かいないかな」
みたいな。
そういうボソボソって言っていくのは本当にやっていって良いのかもなって思います。
まぁ、頑張ったら自分ができちゃうじゃん!!っていうのがすごく難しいポイントなんだけど、自分は一人なんで、時間は無限じゃない。
自分がやらないということは誰かの出番を創ることにも繋がる。
そう信じてやっていくのがとても大事なことだなって思います。
みんなのマネージャーは僕。僕のマネージャーは…
僕が動かしている教員支援ネットワーク T-KNIT
最近は、僕がプロジェクトマネージャー的に動いています。
一緒にやっている面々から
「すごく良い。動きやすいです」
と感想をもらったりしています。
でも、逆に僕がやりたいことができたら?
その時は僕のプロジェクトマネージャーが必要になってくる…。
誰か僕のプロジェクトマネージャーをしてくれる人いないかなぁ(ボソッ)