正直、半年以上も空けていたので、人を募集するのが怖いなと思うことがちょっとあります。
でも、これから学校を変えるということは、自分たちをも変えなきゃいけないなと思っての募集。
『仲間』と一言で片付けるにはカンタンじゃありません。
そんな『仲間』になるために気をつけていることをちょっと書き出していきたいと思います。
一人ひとりに気を配る
僕が大事にしていきたいと思って、T-KNIT専用コミュニティ『ティーチャーズアソシア』を作った時から行っていることが一人ひとりに気を配ること。
一人ひとりに気を配るというのはカンタンなようでカンタンじゃありません。
今、どんな感じかな?何をしているかな?
それを感じていくこと。
立ち上がってから毎朝、朝の会という会を開き、一人ひとりイメージを膨らませながら点呼をしています。
しかし、それだけでは足りないんだなって思うこともあります。
なぜならオンラインだけの繋がりであり、会社のように給料体系でつながっているわけでもなく、講座のようにお金をとってつながっているわけでもない。
オフィスや、職員室のように、意識しなければ毎日顔を合わせることはない。
つまり、『自ら来ようとしなければ来れない場所』ということを強く認識しながら一人ひとりに気を配り、『来たい』とつい来てしまう場所にどうやったらできるか?ということを気をつけないと運営できない。
それがT-KNITのコミュニティの実態です。
だからこそ、一人ひとりに気を配る…というか、気を配ることを忘れちゃうとカンタンに縁が切れてしまうことを自覚し、意識を持って人と接していくことを心がけようと思います。
本人よりもできると信じる
プロジェクトを行う時、頼む時、依頼をする時…、
「私には難しいです」
と言う人がいます。
もちろん、今、本当に難しくて時間的な余裕がなくて…という方もいると思います。
しかし、活動をする時、『逃げてしまう』人もいます。
何かを言い訳にして、本当に大事なところを避けようとする人が多いのです。
これは自分の人生を生きる上で非常に厄介な部分で、特に先生を経験している方はこの傾向が多いと思っています。
そうした時に自分ができることは何か?というと、もう一つしかないと思っていて、それが…
『本人よりも相手を信じる』ということ。
本人が絶対ムリだと思っていても、こちらから諦めることはしない。
「あなたならできる。」
そう伝え続ける努力は、自分からできるなと思って関わっていきます。
感謝を伝える
毎月やっていることですが、メンバー同士で感謝のメッセージを伝え合っています。
それは一ヶ月の振り返りの意味もありますし、それぞれが感謝を伝え合うことで生まれる絆もあります。
そして、一番は感謝自体がその人の評価になることです。
他者評価は上から目線で決まることが多いのですが、感謝は横の目線です。
「あの時はありがとう。助かったよ」
という言葉は、感謝でもあり、その人に対する評価に繋がり、自己肯定感がアップする最大の要因だろうなと思って取り組んでいます。
決めるのは自分自身
こちらから言うことはたまにあります。
でも、最後は委ねてあげています。
それは『自律性を育む』ためです。
このコミュニティに入ると、少なからず考えるようになります。そして、自分の道を見つけて抜けていく人も大勢います。(良いか悪いかは別として)
もちろん、僕らのコミュニティが大きくなってほしい。
この理念に共感し、ずっと居続けてくれたらそれは非常にありがたいことです。
でも、それがその人にとって幸せかどうかは分からない。
その人が幸せであり、周りも幸せになっていること。これを応援する一つの手段が『最後は委ねる』。
これしかないのかなって思っています。
なので、依頼もたくさんかけていきますが、それでも最後は相手に選択権を与えてあげる。
これを忘れてはならないなと思います。
僕自身が引っ張らない
昨日の話もそうですが、強烈なリーダーシップを発揮しないように気をつけています。
リーダーシップを発揮するのは自分でやろうとしているプロジェクトと、委託された事業のみにしています。
それ以外はすべてみんなの成長。
気づきを促して、その結果、もがいたり、苦しんだとしても成長だと思って信じてそばにいる。
めちゃくちゃもどかしいのですが、僕がやってしまったらそれは成長の芽を摘むことになってしまう。
だから、信じて待つのです。
どんな人にも意味があり、価値がある
僕は幸せな先生を増やして、子どもへ幸せの循環が届けられるんだったら何をしても良いと思っています。
たまに『何をすれば良いですか?』と聞いてくる人がいます。
それはそれでオッケーですが、最終的に「こんなことをやってみたいな」を後押しできるようにしてあげたいと常々思っています。
幸せな先生を増やすために、直接サポートをするのもオッケー。環境を整えるのもオッケー。
そして、一見関係がなさそうなことであってもオッケー。(例えば、草取りをするとか)
大事なのはその人が『法人の理念を達成できるんじゃないか?』と考え、実行したことが何より大事だからです。
できる時にできる人ができることをやれば、それで良いと思うのです。
夢を伝えて未来を見せる
僕の一番大事な仕事はここしかないなと思います。
夢を伝えて未来を見せること。
まだできていないのですが、夢を語る機会は何度あっても良いんじゃないか?って思うのです。
それくらい『法人の理念とは浸透しないもの』です。
だから、僕が「もう伝わっただろう」なんて満足してはいけない。
伝え続ける。
3回で伝わらない人でも、1000回言えば伝わるかもしれない。
そんな気持ちで夢を、気持ちを、未来を考えて伝え続けることを惜しまない。
そんな『努力を忘れない努力』が必要だろうなと思うのです。
そんなわけで一緒に活動できる人を募集中です。
いろいろ書き出して、自分の気持ちもスッキリしてきました。
そんなわけで一緒に活動できる人を募集中です。
僕の場合はT-KNITでは全体を見ていますが、僕の個人的な気持ちとしては地域学校協働(学校周辺の環境改善)を推し進めているので、地域と学校で理想の学校を作ることが大切だ!って思っている人は特に来て欲しいなって思っています。
そんなわけで一緒に楽しく活動できる人、募集中です!