教員支援ネットワークT-KNITで面白い議題があがった。

「マイノリティの意見を吸い出してもらいたい。意見を言いづらい人の意見を受け取って欲しい」

これはコミュニティを運営している以上、必ずあることだと思う。

しかし、自分が実際にイベントや、コミュニティを立ち上げた人は分かると思うが、同時にこう思わないだろうか?

「これだけやっててなぜ伝わらないのか?」

そう、受け取って欲しいと思っている人が実は受け取る準備をしているだけではなく、発信までしているケースは多いハズだ。

それでも噛み合わないことがある。

それはなぜか…

周波数の違い

僕個人的な意見だが、それは周波数の違いだ。

基本的に人は「合う」と思った人にしか心を開かない。

例えば、合コンで集められた男女5人がいたとする。

男女4人はウェイウェイやっていて馬が合うのだが、残りの男女1人ずつはそこに合わない…だからその場から去る。

そうすると「なんか合わなかったよね」と言って、そこから男女1人ずつのペアは意気投合して彼氏彼女の関係になっちゃったりする。

何かしらの共通点を持ったもの同士じゃないと人は話しにくいのだと思う。

ブリッジ役を創ろう

大事なことはそういう人もいるということを自覚していること。

反対の意見はコミュニティの成長には欠かせないもの。しかし、反対の意見を目にすることがなければ改善の目など生まれようがない。

そこで大事なのがブリッジ(橋渡し)ができる存在がいるのか?がとても大事だ。

ブリッジとは

先程の合コンの男女4人グループAのウェイウェイやっている人たちと、ほそぼそと男女1人ずつグループのBの両方に介在できるCという存在だ。

両方の意見を聞ける包容力。

そして、お互いの意見を聞き、ポイントを確かめて、何度もやり取りできる人。

昔のICT支援員時代はこういう役柄だった

僕は昔、ICT支援員をやっていた。

所属は教育委員会だったのだが、先生たちの教育委員会批判を散々聞いた。

逆に教育委員会からの先生たちに対する学校批判を散々聞いた。

その中心にいたのが僕だ。

教育委員会に所属しながら、学校のサポートをする立場だった僕は、両方の本音を同時に聞ける立場だったのだ。

そして、学校にさりげなく伝える。

「大変でしたね。でも、教育委員会はこういう理由があるみたいですよ」

帰ってからは教育委員会にさりげなく伝える。

「言ってることは分かります!ただ、学校はこういう場所なんでやっぱり大変なんですよ」

お互いの考えていることを繋ぎ合わせてお互いが緊張感を持つことなく、最適解にたどり着けるようにサポートする。

これがとてつもなく、コーディネーターという役柄では重要だ。

そしてコミュニティ運営には絶対に欠かせない、影の立役者。

そしてコーディネーターはどちらの味方もしない。

あくまでも公平に見る中立の立場であるのだ。

今回はそんなことをふと思い出してしまった。