コミュニティ・スクールに関して、非常に良い意見を発見。
地域も保護者も子供の環境に関心が低いと学校は密室化する。
あぁ、まさにだなぁって思う。
自分たちが子どもの環境を作っているという意識がない、最低でも知ろうとしない…というのは子供の成長には非常に良くないよなって思うわけです。
上のような状態ではまさにコミュニティ・スクールをやっても意味がないし、ただただ辛いだけ。
やる気がないPTA活動に似たものを感じます。
今回はそうならないためにできることはないのか?というお話です。
コミュニティ・スクールは単なる武器
コミュニティ・スクールは教育界を変えてくれる神様のようなものではありません。
かと言って、何も変えてくれないのか?というと、そういうわけでもありません。
何かというと、結局、コミュニティ・スクールは武器のようなのので、使いようなんだろうって思うのです。
武器というのは使う人の心次第で悪にも正義にもなるものだと思っていて、下手に使えば自分たちの身心をすり減らし、時間を食いつぶしてしまうのです。
しかし、上手に使うと自分たちの心の余裕を生み出し、業務時間が改善され、やりたかったことができるようになる。
コミュニティ・スクールはそのどちらに行くのかは人次第で変わるという精度だなと思うのです。
大人たちが人間性を磨くことを忘れない
そうした時に武器を使う人の心…、つまり人間性を磨くことを忘れてはいけないなって思います。
誰かに何かを頼り、自分を棚に上げ、誰かになんとかしてもらおうとする…。
そんな大人たちばかりの世の中で、子供がチャレンジ精神を持って主体的で対話的な活動をする子が増える?
そんなことには絶対になりません。
子供を何とかする前に自分を何とかする。
結局は子供の課題は子供自身が乗り越えなければいけないものがたくさんあります。
どうやって育てるのか?というと、その隣にいる親たちがチャレンジ精神を持って、主体的で対話的な活動をすることがまず前提になってくるのです。
その姿を見せること。
そんな大人と出会う機会がなければ、子供たちに大成長のチャンスが生まれません。
コミュニティ・スクールをやるなら大人たちの人間性を磨くことを忘れずに行いたいなって思うのです。