こんばんは、ソルティーです。
毎日せっせと作り始めたコミュニティ・スクールマニュアル。
道はなかなか遠いのですが、完成まで導きたいなって今は強く思っています。
今回あげたのはコミュニティ・スクールの問題点。
コミュニティ・スクールは万能な仕組みではなく、めちゃくちゃ難しいものです。
設置も難しいし、運営も難しい。
それは人と人が繋がりあうという、複雑化した人間関係の組み立てだからです。
しかし、本当にうまくいった時の効果は絶大だと思います。
そして、それが本来の人間の正しい姿になると思っています。だからこそ、問題点に着手し、取り組んで欲しい。
そう思って、長くなりすぎた記事を大事な要点に絞ってお伝えします。
コミュニティ・スクールは勘違いが多い
とにかくコミュニティ・スクールの問題点は知られてないこと。
名前くらいは聞かれたことがあっても、何をするものなのか?は知られていないことが多いです。
「新しい学校作るんでしょ?」と勘違いなさっている保護者も結構います。
それくらい知られてなかったというものなのです。
今にやっと国が本腰あげて(来年度予算また増えそうですね)、持ち上げてきています。
本当はコミュニティ・スクールなんて制度にしなくても当たり前に助け合い、みんなで考えて、子どもたちのために知恵を出し合っていたものなのです。
でも、それを制度にしなくてはいけないくらい、学校…というか、日本の教育はひっ迫していて、これから学校だけではなくて、地域も家庭もみんなで教育をするんだよ!って言っているのです。
もちろん、そんなことは難しいという方もいると思います。この不安定な日本の状態だとそういう気持ちになるのも分かります。
でも、大事なことなのです。
人材バンクという罠
地域と学校…というと、人材バンクを作りたがる人は多いです。でも、本当に良さそうに見えるからです。
僕もそういう人材バンクシステムに行き着いたことがあります。しかし、これほど仕組みが難しく、管理コストがかかるものはないのです。
なぜかというと、バンクに集まるのは人だから、一生性能や、情報が書き換わらない…なんてことはあり得ません。
つまり、いつでも最新の情報を仕入れ、鮮度を保っておかないといけない。
そのためには専属で誰かをつけていないといけません。
しかも、その誰かが変わってしまったら、バンクの中の商品は腐ってしまいます。
作るのは簡単なのですが、維持・管理がとてもむずかしいのが人材バンクです。
人の縁とは簡単なものではありません。考えるなら維持・管理をどうやって行なうかまで考えないと活用できないのです。
信頼関係の構築
特に課題だと思うのは学校と地域には大きな溝があります。
言葉で「仲間だから本音を話しましょう!!」って言ったって、話せないものは話せないのです。
本音を話すっていうのは「何を言っても大丈夫」って思えるくらい信頼関係が出来上がってこそ起こるもの。
その信頼関係の構築はとてつもなく難しいのは…容易に想像できますよね。
家庭内でも、近所の人でもできていないという方は多いのではないでしょうか。
もちろん、僕もそんなに近所付き合いが良いほうとは言えないと思います。
世の中がインターネットが中心になり、なるべく人に会わないようにということが起こってしまったので、余計に話す機会が減ってしまった。
それほど信頼関係を築くことは難しいよなって思うのです。
まとめ
なんかネガティブな情報ばかりになってしまっていますが、大事なことはこれが現実だということ。
その現実を知らなければ、立ち向かうことはできません。
で、僕なりにまとめ問題点とその対処法はこちらの記事に書いてあります。
ぜひ、ご覧ください。