講演依頼を受けて立教大学に行ってきました。

講演依頼としては初なのですが、まぁ、大した緊張もなく、思い通りに動いてとにかく伝えるということだけを考えて喋りまくっていました。

大学生といえば20歳になったばかり。

僕が20歳の時は本当に何も考えてなかったなと反省することばかりです。(でも、記憶リセットも含めるとその時は精神年齢でいうと7歳。今ちょうど20歳なので、妙な親近感もあったりw)

その後、せっかく東京に来たので…ということで近くの小学校に勤務している舘野先生とお会いしました。

東京でお会いした舘野先生

お話を聞いていく中で、これから就職を控える教育に関心を持っている学生たちと、学校の先生たちの悩みは結構差があるな〜と感じたのでツラツラ書いていきます。

これから就職する子たちの声

合計で90人くらいの子たちが聞いてくれたようで、たくさんのアンケートが集まりました。

聞いてくれないかな〜と思いつつも、原稿用紙の半分が埋まっている子がほとんどだったので、良かった良かった。

そのアンケートの中で特に悩んでいるのが

・就職活動
・人生の目的、目標

この2つでした。

僕は職につくのは目的ではない、手段だ!とお話していきましたが、その辺りは特に響くものが多かったらしく、ほとんどの学生がその話を挙げていました。

就職活動をして、就職するまでがゴール!

そうなんだけど、僕からするとそれは短期目標で、目的になっちゃってるんですね。(そこから見えることもあるので、就職先を見つけることは悪いことではありません)

ただ、何をしたいのか?と聞かれて

「就職がしたい」だと、その先が見えない。

就職先はただ何となく受けて、やってみたら受かって…みたいな状態。

僕も実際そうなってしまったので、何をしていきたいの?という目的がないと就職先を選ぶフィルターがとてつもなく弱くなるんだろうなぁって気がします。

では、どうして目的ができないのか?

この目的がないという状態は僕は体験不足だと思っています。本や、口伝てに聞いたものでは分からないリアル感。

誰がどんな風に困っているのか?

これを自分の目で見ていないんじゃないかって思うのです。そして何かしてみたい!って気になっていない。

僕はよく他人のプロフィール作りを手伝います。

ポイントがあるんですが、そのポイントではほぼすべて体験です。良いこと、悪いことどちらもです。

「本を読んで人生変わりました!」はあんまりいません。
(本を読んで変わった人はいるっちゃいるけど、それはもう悩みきった後、本を読んで行動のキッカケになったみたいな人ばかりです)

そうすると興味のない現場の、興味のない仕事で、興味のない人達と、何ができるか分からない自分で働くことになります。

これ、めっちゃ不幸だと思うんですよね。

現場の声

そして、舘野先生のお話を聞いて、現場は地域のつながりだったり、未来の教育だったりをとにかく考えている…人もいれば、まったく考えていない人もいるという悩みに入っていました。

たぶん、そのまったく考えていない人はさきほどのような何をしていいのか分からないという学生たちがそのまま教員になってしまい、さらに現場の忙しさに忙殺されて、考える間も自分に向き合う時間も取らず、そのまんま年だけくってしまったのかなと。

逆に舘野先生は未来の先生塾というオンラインサロン開いたり、あれやったり、これやったり、もしくは何かしようとしているのにうまくいかないなぁって考えたりだと思います。

でも、これって充実しているなぁって感じます。

こんなことを考えず、ただ何となく生きて、他人に言われたから業務をこなす人生って本当に楽しいかなぁ?っていうか、他人軸で生きていて、つまんないんだと思うんだよね。

うまく書けないけど、今日の気付きとしてはこんなところで。

ではまた!