どうも、ソルティーです。
あなたは幸福を感じていますか?
幸せを感じる要素って実は幸せって一つじゃないんです。
例えばお金をたくさん持っているのに不幸だと感じている人はたくさんいますよね?
どうして不幸だと感じてしまうのか?
これは自分で作れる幸せには7つの要素があるんです。
今回の話を聞けば幸せだと足りない部分はどこだろう?って知れると思うので、ぜひ読んでみてください。
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幸せの形には7つの要素がある
人間にとっての幸せは7つあり、その全てが自分で作り出すことができます。
マズローの5段階欲求というものも幸せの段階としてありますが、マズローはどちらかというと外部向けも含んだ幸せになっています。
今回の7つの段階は個人の中だけでの幸せ。カンタンに言うと、自分自身で幸せを感じられる能力とも言いかえられるかなと。
心の平安(恐れや、不安がない精神状態)
1つ目は恐れや、不安がない精神状態。これは心の平安と言われています。
自分は自由だ!と感じられ、素直にやってみたいと思える気持ち。
広辞林によると、心の平安とは、心が無事で穏やかなこと、と説明されています。
確かに、私たちは物事が自分の願い通りに無事に運んでいるときは、心は満足し、心は穏やかになり、人は平安を感じます。
しかし、私たちの毎日の生活には、多くの問題課題が発生し、私たちの生活の一寸先にどんな問題が起きるか予測できないのです。そのために、私たちの心は揺れ動き、心は不安に陥り、私たちは心の平安を失ってしまいます。夜の睡眠も十分に取れなくなるのです。
私たちが、日常生活において心が平安であるためには、問題課題が山積していても、心は平安でなければならないのです。それが本当の平安というものです。
人が、健康で生きるためには、十分な睡眠をとり、適当な運動を継続し、バランスのよい食事をし、心の平安が必要不可欠だと言われています。心が平安でなければ、先に挙げた三つの要件も十分にその効果を発揮することはできません。この四つを健康の4要素と言っています。心が平安である人は、心身共に健全であり、その人は幸せな生涯・平安な生涯を過ごすことができることになります。
大事なことなのは問題が起こったとしても心は平安であるのが望ましいということ。
めっちゃくちゃムズいやんって思うんですが、問題が起こったことは自分に直接関係ないことがほとんどです。実際、問題が起こったからとて自分の死が脅かされることは稀。
人生に焦りは禁物。心豊かに落ち着いて過ごすほうが良いのです。
身体の健康
二つ目は身体の健康です。これは手がある、耳がある、目があるなどの身体的な健康のこと。
例えば「声が出なくなっちゃった」って言ったら、幸せではなくなる可能性がありますよね?
アナウンサーの職にはつけないし、できないことも増えるし、コミュニケーションは取りにくくなるしで、幸せとは言いにくいです。
そう、声がでなくなった瞬間はとても心が不安定になり、幸せではないんです。
[aside]声がでなくなっても幸せになれないワケではありません。しかし、その事実を受け入れるのはカンタンにできることではないでしょう。[/aside]
うつ病の人が「私、うつなんですー!!」みたいな心が疲れていて、声は元気な人って相反するような人はいないのです。
心が不調なら身体も、身体が不調なら心も不調になります。このように心と身体は密接に繋がり合っているんです。
豊かな人間関係
3つ目は豊かな人間関係です。これは親友の数や、仕事場の同僚との関係性、家族の有無なども含みます。
豊かな人間関係は仕事、家族、その他で構成され、その人達に何でも言える…つまり愛されていると感じられることが重要となってきます。
また、悩んだり、困ったりした時に相談に乗ってくれる人がいるかいないかも重要で、いない場合はだんだんと「自分はこの世にいなくても良い存在だ」と暗示をかけるようになってしまいます。
コミュニティへの所属も自分の幸せに繋がるでしょう。
経済的自由(お金に不安がない)
4つ目は経済的自由ですね。ここではお金の量というものではなく、お金があって不自由ないと思えているか?がとても大事でしょう。
僕の場合だと、昔、お金を稼ぐだけ稼いで使う時間がないなんてことがありました。そうした場合、お金だけあっても自由にはなりません。お金が多くても自由じゃないと思っていると、幸せを感じにくいのです。
今、お金がある。生活には困っていない。
この考えを『実感する』ことがとても大事です。
価値ある目標と理想
5つ目は価値ある目標と理想です。
今までの1〜4は気付けば持っている人がいっぱいいると思います。しかし、この5つ目は持っていない人が多いかもしれません。
特にサラリーマンなど雇われている身だとなかなか見つけられないのではないでしょうか。
僕の場合も、雇われている時はどうしても流されがちで、価値ある目標が見つかっていませんでした。
そうすると、生きているけど、会社に来ているけど、ただ働いている。なんだか人生が虚しく感じてくるんです。
自分の活動や、行動は社会にどんな影響があるか?自分にとってどんな良いことが訪れるのか?それを信じられる人ほど、幸せを感じやすくなります。
自己認識と自己理解(自己受容)
6つ目は自己認識と自己理解です。これはマジで本当に難しいのですが、自分を理解し、自分を愛するという能力とも言えます。
自分を愛するだなんて一言で片付けていますが、多くの人は自分のことが分かりません。自分がどういう特性を持っていて、苦手なところもあって、醜いところもあって、それでも自分を愛する。
「こんな自分でよかった」「こんな自分だからこそできることがある」って思っていられることって、ものすごく幸せなんですよ。
僕はADHDという特性を知って、自分にはこんな一面もあるんだって許せるようになったと思っています。苦手なところもたくさんある。けど、他よりも優れていることがたくさんある。
だからこそ、自分じゃないとできないことに向かっていく。
そうして、自己理解を深めていくと、だんだん自分が好きになってきて、自己受容できるようになっていきます。
めちゃくちゃ難しい話になるんですが、「無条件で自分を愛しているし、愛されているんだ!」と心から思えるようになると、すごく元気に幸せを感じられるようになります。
自己の充実感(やりがいや、生きがい)
7つ目は自己の充実感です。
今までの6つができてくるとだんだん、やりがいや、生きがいが生まれてきます。心の奥からエネルギーが湧いてきて、「早く活動したい!」って衝動に駆られてくるんですね。
しかも、活動しているのに疲れにくくなっている。こんな状態が生きがいを感じている状態です。
[aside type=”warning”]もちろん、体力には限界があるので急に倒れたりしないように気をつけてください。[/aside]
生きがいは仕事で見つけられなかった場合、趣味でも、他のコミュニティでも構いません。
サードプレイスとも言うんですが、現在ではそういう他の場所に生きがいを見つけることも増えているので、仕事では生きがいが見つけにくいという方は別のコミュニティに繋がりを求めるのも手でしょう。
7つが少しずつでも改善できたら幸せを大きく感じられる
幸せは自ら創っていくことができると言えます。
これは僕が体験した例ですが、ブラック企業に勤めていた時、やりがいのある仕事だと思っていましたが、7つの項目が全て満たされておらず、幸せを感じることができませんでした。
- 心の平安…会社に来てから怒られるのかなってビクビクしながら仕事してた
- 身体の健康…うつ病だし、咳は止まらない、足が常に痺れてる
- 豊かな人間関係…いつも怒ってる人がいる、周りはみんなしゃべらないし、仲良い人がいない
- 経済的自由…お金はあるのに自由に使う時間がない
- 価値ある目標と理想…自分が何のために働いているかって一切考えたことがない
- 自己認識と自己理解…ADHDとか自分が苦手な分野こと、得意な分野のこと考えたことがない
- 自己の充実感…会社に行くのが辛い。起きるのも辛い
しかし、この会社をやめて、次のICT支援員っていう天職だなー!と思える仕事についた時には7つの項目は幸せな状態に変化していました。
- 心の平安…自分の気になったことや、やったほうが良いと思うことで感謝される毎日
- 身体の健康…うつ病もなくなっていき、やせ細っていたのに逆に太るくらい元気に
- 豊かな人間関係…同僚と飲みに行ったり、人生の話をする仲に
- 経済的自由…お金があって欲しいものを買い、欲しい場所に行く余裕がある
- 価値ある目標と理想…先生の負担を取り除く!と思って動いている
- 自己認識と自己理解…自分が好きなこと、好きな言葉を認識した
- 自己の充実感…早く仕事したい。土日も進んで働きたいと思うくらい充実
大事なことは今、幸せを感じられているかを客観視すること
それでは今回のまとめです。
この7つの幸せの指標。
これは自分だから作れる幸せです。なので、何か辛いな、幸せじゃないなと感じたら、どこかが抜けてるんだって考えてみてください。
また、これは自分だからなので他人が作ってくれません。自分自身で変わる必要があるんです。
全部一気にはなかなか整わないんですが、「どういう風にしようかな」とか、「どこからだったらできるかな」というふうに考えていけたら一歩ずつ幸せに近づけるんじゃないかなと思います。