今年度も学校運営協議会委員の任を受けました。

ただ、今年度は勝負の年だと思っています。もし、これで進展しなかったとしたら、別の登り方をしようかなと思っているところです。

しかし、今年度は少し動きが違ってきたように感じます。

地域の人たちの変化

学校運営協議会が立ち上がって数年…。

遅かったかもしれませんが、やっとメンバーたちもコミュニティ・スクールがやっとどういう風に運営するべきかが見えてきて、
「地域から動かしていきたい」
「もっといろんな人を呼びたい」
「何が大切なのかをみんなで考えていきたい」

こんな言葉が出てきました。

これは今まで僕以外が言うことはあまりありませんでした。
「毎月集まりましょう」と言って、実践した甲斐もあったということです。

正直、もっと自分からアプローチしても良かったんだなと今は後悔していることもあるんですが、それでも続けて行く中で、人は変わらないけど、心が変わってきたということの現れでもあるかなと思います。

学校の変化

学校運営協議会を立ち上げたメンバーは誰もいなくなってしまいました。しかし、今の学校の状況から学校の本音が飛び出すようになりました。

「正直…」から入った言葉は重く、苦しいものでした。

それでも学校運営協議会のメンバーの一人(主婦の方)が
「それだけ苦しい思いを抱えながら学校を運営しているってこと、学校運営協議会の中でだけでも吐き出して良いんですよ。それが次にここで考えなきゃいけない課題なのですから」

と言った時には、正直すごいことだと思いました。

学校の辛いということを、ただただ受け止めてくれる。
理解者がいると思ってくれるだけで学校がどれだけ救われるか。

そう思うと今、ここに関わってきてよかったなと思うのです。

そして、今こそ動き出す時。

「地域から学校を共に考える仲間を募ろう」

そう思って学校運営協議会を次回は開いた会にすることに決定しました。

今までは会の中だけでしたが、悩みを共有し、みんなで課題に向き合う。

何のために?誰のために?なぜこの学校があるのか?
をみんなで考えていく。

今年はそれができそうな兆しが出てきて、やっと自分の出番がやってきたのかもしれないとちょっとワクワクするのでした。