毎月、第一・第三土曜日はLHR。
今回のテーマは【学校の役割と意義】だった。
最近のLHRでは僕自身が意見を出すことがほとんどない。
対話の中で、ブレストをする瞬間があるのだが、その時のみ、自分の意見を出したり程度だ。
そのほうが、いろんな人の話が引き出せるのだ。
自分の想定した内容にはならないことも多いのだが、それこそが対話によって違う価値観に触れられた瞬間なのだろう。
今回分かったことはやはり【テクニック】に寄っていくということだった。
僕はすぐ目的や、ビジョンを作りたがる
この通りなのだが、僕自身がすごく大事にしていることとして、目的や、ビジョンがない組織経営は、どこを目指して良いかが分からないので、まずそれから作ろうとなっていくことが多い。
ただ、ビジョンだけあれば組織は動くのか?というと、そうではない。
実際には組織は動き続けなくちゃいけないので、簡単に目的や、ビジョンを作り出すことは難しいのだろう。
今回集まったメンバーが大事だと言ったのは、【想い】ではなく、どちらかというと、【テクニック】なほうだった。
例えば…
・クラスをなくす
・選択授業を増やす
・時間割を作らない
など。
今の学校現場では実現が難しいものばかりだ。
ただ、このテクニックなくして幸せの循環の仕組みは作れない。
今まではビジョンが大事だなって思っていたが、T-KNITの理念として『幸せな先生を増やし、子どもへの幸せの循環を創る』とある。
つまり幸せの循環まで創ることまでを本当に見ているのか?
ということを考えさせられたと思う。
でも、大事なのは自律的な人材を創ること
学校の役割としては、やはり社会で生きていけるような自律的な人材を創ることだった。
どうして自律的でなければいけないのか?
それはやはり、今の社会が生きにくいと感じている人が多いからだろう。
「辛い」
「苦しい」
「もうやめたい」
そんな世界をぶっ壊したい!という願望がそこには乗っかっている気がした。
でも、それを託すのではなく、自分たち自身が道を創るんだ!という意志があれば、道は創れる!!
そう、信じることが結局、その先の世代も道を作り出すことができるのではないかな…と感じる今日このごろであった。
そして、今日のまとめ。