今日はEdcamp ibarakiを開催!
申し込み総数は81人。
なかなかの数字だろう。
中学生、大学生、教員、教育委員会…たくさんの人が集まってくれた。
ありがとうございます。
僕のルームは教員の働き方改革を選択した。
いつもだったら地域と学校の連携なのだが、新しい世界や、ちょっとズレたところにこそヒントがあると思い、率先して手を挙げてファシリテーターとなった。
今回はその学校の働き方改革で得た情報をシェアをしていこう。
雑務を改革するには管理職を説得する
雑務を改革する結論とするには管理職を説得するが一番の上位に上がってきた。
しかし、管理職を説得するのは簡単なことではない。
そこで、大事になってくるのが教員自分自身の意識改革と、仲間集めだ。
まずは自分がこんな風なことをやりたい!!と大きなビジョンを掲げ、動き、仲間を集めていく。
それが大きなうねりとなった時、初めて管理職が納得する。
結局、管理職は現場の悩みをそれほど理解しようとしない。なぜならもうすでに価値観が違うのだ。
その価値観が違うということを認めるならば、無理に直接説得しようとしても突っぱねられたり、良くて話を聞いてくれて何も起こらないのが関の山だろう。なぜなら管理職自身も忙しいからだ。
しかし、そんな状況でも諦めない。自分はどう生きたいのか?を問いただす。
そして、どういう学校や、職員室が理想なのか?その上で自分ができることは何なのか?を考える。
これがとても大事だなと思う。
部活動を改革するには生徒自身に主体性を持たせる
部活動改革をするためには生徒自身に主体性を持たせることが一番となった。
もちろん、そこに行くまでには責任も生徒に持たせ、部活を自由にするということをしなければ主体性も育まれないだろう。
その上で教員の在り方としては生徒を応援する立場となり、必要な人とつないだり、環境を用意したりする。
勝つことを重視するのではなく、学びを重視する部活の在り方が今回のEdcampでは答えとして出てきた。
部活動は最初こそ、外部に委託するなども出てきたのだが、部活動は何のためにあるのか?を無意識的に「子供の学びのために行っている」という側面に沿った回答になったのかなと思う。
同じ働き方改革でもいろんな面が見えてくる
話してみて分かったのが働き方改革と一口に言ってもボリュームがとても広いことが分かる。
雑務というだけでもさらに膨大なカテゴリーが存在している。
人によって見え方もさまざまで、どこからやっていいかなんて分からないだろう。
しかし、どちらも外せないなと思ったのは教員の意識だと感じた。
どう生きたいのか?
どう在りたいのか?
どういう学校を作りたいのか?
それはどうしてか?
そして、そのために何が自分にはできて、何が足りないのか?
それを探すこと。
言ってみれば人生だ。
教員はそろそろ学校というレールを走るのを優先するのではなく、自分自身の教員としてのレールを生きることがまず大切になってくると心底感じた今日このごろであった。