たまにですが、自分の今抱えている課題を周りに振りまいてしまうというケースがあります。
今回はその辺りについてお話をしていきます。
課題は自分の世界線で起こっている
とてもむずかしい話となりますが、課題を課題を認識できているのは自分のみだったりします。
周りも同じ課題持っているでしょ!って思ってしまいがちですが、実は周りにとっては課題ではない…ということがあるのです。
自分が見えている、気づいている…そんな課題を他人になんとかしてもらおうと思っていても、意外となんともなりません。
例えば虫歯になっている子がいるとして、周りは虫歯になっていることに気づいていたり、気づいていなかったりします。
しかし、虫歯に対する痛みをその子の代わりに受けることはできません。あくまでも虫歯になっているのはその子であり、解決しなければいけないのはその子だからです。
これと同じことが世の中にはたくさん起こっているのですが、ついつい周りがなんとかしようと思ってしまいます。
でも、周りでは本当の解決ができません。課題はそれぞれにありますが、その課題へのアプローチの方法や、課題自体が変わってくることもあるのです。
※とてもむずかしい話をしています。
周りに訴えるだけではだめ
よく学校にクレームを訴えるだけの方がよくやってしまいがちなケースが「とにかくなんとかして欲しい」「変わって欲しい」ということを訴えるだけの人がいます。
でも、それだけやっていても変わってはくれません。
もちろん、それで怒りを募らせたり、モヤモヤしてしまったりするケースはたくさんあると思います。
それでも変わらないのです。
相手は変わって欲しいと言っても変わるはずがないからです。
大事なのはその変わらないという事実を受け止めた上で、自分がどう動くか?ということです。
しかも、相手の迷惑になるようにではなく、相手の助けとなるように動く…ということが大事になってきます。
もちろん、簡単に変われはしませんし、どう変わっていいか分からないということもあるでしょう。
それでも、相手は変わらない。自分が変わるために何をするか?という前提にたって、現状を受け入れて、前に進む。
これがとても大切なことだと思うのです。