NPO法人…だけではないですが、世の中には数多くのボランティア活動があります。
その中でも、活動受けている人からこんな言葉が出ることがあります。
「ボランティアだから仕方ない」
という言葉です。
しかし、ボランティアなのに報酬をもらっている組織となんら変わらない活躍ぶりをする場合もたくさんあります。
一体どんな意識がそこで明暗を分けるのか?
今回はボランティア活動の意識について話してみようと思います。
そもそもボランティア活動は質が低いのか?
ボランティア活動では、意欲はあってもプロではない。質は低いし、責任は問えないと言っている人がいます。
ですが、本当に質が低いのか?というと、そうでもないと思っています。
ボランティアは単純なお手伝いさんや、スキルレベルの低い人ばかりがはじめて行う業務…というわけではなく、立派に働いている人です。
つまり、ある分野ではプロだったりします。
もちろん、同じ業界内でボランティアをする方もいますし、そういう点ではレベルが低いなんてとんでもありません。
中には専門技術をシェアしあい、プロジェクト完遂を目指すプロボノという活動の仕方が注目されていたりもします。
これはメインの仕事では知り合えない人脈が増えたり、新しいスキルの体得をすることにより、自分にできることの幅広がる注目の活動でもあります。
世界一の意識
では、このように強い意識を持って活動に取り組める人はどんな気持ちで動いているのか?というと、世界一の意識を持っているのかなと思います。
例えば
「今行っていることは他の誰もやっていない」
「目の前にある仕事を他の誰よりもどこよりも素晴らしい出来でできたなら…」
そんな意識でいる。
そんなに意識高いモチベーションを持っている人なんているの?なんて思うかもしれませんが、活動自体を誇りに思っていて、今、目の前に集中するということができている人。
そんな人がもし、ボランティアをやっていたとしたらボランティア活動の質は低いものになるか?と言ったらそんなことはないでしょう。
結局、登山と同じように登ろうと思っているからこそ、登れるようになる。
その意識があるかないかは差として大きなものとして開くのかなと思う今日このごろです。