最近はコミュニティの運営を少しずつ会員メンバーに渡していくようにしていっている。

ティーチャーズアソシアのようにコミュニティを運営しようと思うと、絶対にぶつかる壁がコミュニティの運営だ。

コミュニティ運営は一筋縄では行かない。

一般的には簡単にするために管理化に置き、誰が何をやっているのか?責任分担をハッキリし、必要なこと以外はやらない…のようにする。

でも、それでは本当の安心・安全空間のコミュニティは作れないと思っている。

軸はあるけど、何をしても良い。

自分の得意を素直に活かし、相互作用・相互支援を生み出す…。そんなコミュニティが究極的に目指したいものだ。

それを地で行くのがティーチャーズアソシア。

ただ、そこまでやっていると、やりたくない作業がどうしても残ってしまう。

面倒な作業はやっぱり誰にとっても面倒なのだ。

でも、必要な作業はどうしてもある。

そんな時、どのように周りと協力体制を作っていくと良いのか?

一つの結論が出たので、シェアしてみようと思う。

参考程度にどうぞ。

どんな作業をやっているのか?をまず棚卸ししよう

コミュニティでやっていること

まず、自分がどんな作業がどのくらいの負荷がかかっているのか?を書き出してみる

ここは面倒かもしれないが、棚卸しということで小さなことでも思い返してしっかり書いていく。

これが後々、すごく大事になると思っていて、

「このくらいだったら私やれますよ」とか言ってもらいやすくなる。

実際に自分が細かく作業を書き出したチームは荷物を持ち始めた。

自分が作業を抱えてしまって、「どうして他の人は手伝ってくれないの!!?」って思うこともあるかもしれないが、それは自分が大事に荷物を抱えているからだ。

だからこそ、どんな小さな荷物でも、まず下ろす。

これが自分にとって大事なことなのだろうと思う。

やりたいのか、やりたくないのか?そしてやるなら減らせないのか?

内容はどのくらいやりたいのか?

次に大事になってくるのが、そのやっている作業をやりたいのか?やりたくないのか?を分けることだ。

そして、分けたあと、どうしても自分がやらなきゃいけないってなったら作業自体をなくすか、減らすかできないかを考えるのだ。

今、本当に必要な作業なのか?

これは働き方を考える上ですごく大切で、エッセンシャルな思考が必要になってくる。

本当に必要なことしかやらない。

費用対効果ならぬ、時間対効果をしっかり見定め、

自分の軸や、コミュニティとしての理念に沿っているのか?をしっかり考えて、捨てるか、活かすかを決断する。

生半可だと簡単に残してしまうので、キレイさっぱり捨てることが大事だ。

これは洋服などを捨てる時とちょっと似ている(笑)

苦手だったり、やりたくなかったら、他に得意な人や、AIに任せたりできないのか?

担当者は誰か?

しかし、それでもどうしてもやらなきゃいけないことはあるものだ。

そこで次に大事になるのが、自分がやらなくても良い環境を作ることだ。

実は自分よりも圧倒的な速さで終わらせられる人がいるかもしれない。

そういう人にちょっと荷物を肩代わりしてもらう

ここで大事なのがもちろん、対話だ。

相手の抱えている状況を見て、キャパをオーバーしないように少しずつ少しずつ渡すのが良いだろう。

特に一人に任せるのは危険で、属人化の可能性もあるため、いろんな人と協働で見ていくのが良いと思っている。

むしろできなくても育てる的な感覚で、バディを組むのはとても大事かなと思う。

最後にダメ押しなのが、AI・IT化だ。

IT化は苦手な先生にとっては、恐怖のツールで、かえって負担を増やしてしまうので、オススメしないが、

ITが得意な先生は意外と活路が見つかることだろう。

学校の小さな日常も変えられるはずなので、見直しをしてみてもらいたい。

自分の時間の使い方を知ること。

つまりはタイムマネジメントだ。

これが自分でできる最大の働き方改革になるんだろうと、今、身を持って体感した今日このごろであった。