一生懸命勉強する子供

世間体を気にしていくと、自分のやりたいことが浮かんだ時、本当にこれで良いのか?と悩むことが多くなるし、自分の本当にやりたいことからどんどん遠ざかっていくと感じています。

実は僕自身も自分のことについて悩んでいました。

そんな時、僕はとある人に「君がやろうとしていることは坂本龍馬と似ている」と言われました。

坂本龍馬という偉人は平民という立場で、脱藩を犯してまで、日本を変えたいと唱えた人。僕もやる目的は違えども、日本を変えたい…。いや、日本の教育制度はこのままではいけないと思っていたりします。

僕が考えている日本の教育の変え方。これを今の時点でお伝えできればなと。

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日本の教育制度の問題点

今の日本の教育の問題点として僕個人が感じていることは大体4つですね。

もうニュースとして当たり前になってきていることもあるので、知っている方も多いかもしれませんが、知っている方は改めて知ってもらえればなと思います。

①先生が幸せでないことが多い

まず、先生が幸せだと感じていないということがあります。いや、何が幸せなのかも分からなくなっていて、目の前の課題にばっかり焦点があってしまい、心の平穏とはまったく程遠い状況になっています。

僕はオンラインを通じてたくさんの先生たちとお会いしますが、その人たちは問題ありません。しかし、問題なのはそういう率先して何かを変えようと思っていない先生たち。

実際にオンラインでお会いした時や、対話の場を設けた時、「愚痴や、文句が多く、忙しいが口癖でありながら、自分から何かを変えようとしない」という話をよく聞くのです。

好きなことを仕事にするのは辛いと思っていない?解決するには志を見つけよう でも語っているのですが、志を持って仕事をしている人はイキイキと生きられていると感じています。

もちろん、簡単に見つかる道ではありませんし、行動したから幸せになるかというと、一概にそうは言えません。ですが、何も行動を起こさず幸せになっている先生と会ったことがないのも事実です。

②子供たちが何をしていいか分かっていない

今の児童・生徒たちの課題として「将来何をしたいか分からない」と言う声がものすごく多いです。

勉強不足?主体性不足?なんていろんな考えはよぎりますが、幸せそうな大人たちの姿を見れていないのが一番の原因じゃないかなって僕は考えています。

義務教育の授業の中では子供たちの短期的な目的は生まれても、長期的な目的が生まれにくいのかなとも感じていて、長期的な目的は机に向かっての勉強というよりは、いろんな体験を通じて大きく心が動いた瞬間につくられるのかなとも思っています。

どうしてオリンピックの選手たちに憧れる子供たちが多いのかを考えて欲しいのですが、選手たちは練習も激しいし、戦いも狭き門です。それでも一生懸命練習している子がたくさんいますよね。

それはオリンピックの選手たちの笑顔を見たからじゃないか?と僕は考えるのです。これは教えてできることではなく、どちらかというと、学力とはまったく別の分野で、感動する力、共感する力…、つまりは感受性にも繋がってくるのかなと。

そう考えると、親や、周りの大人たちが子供たちに感動する姿を見せてあげれていないということにも繋がるんじゃないかとも考えるのです。

③学校は学校のみで考え、助けを求めない

学校はとにかく学校外の方が入りにくいと思っています。これはいろんな学校を出入りさせていただいている僕ですらそうなんだから、他の方はもっとなんだろうなと。

実際に入ってみると学校ってやっていることが多岐に渡っています。でも、その多岐に渡る業務を手放そうとしない。セキュリティがどうとか、個人情報がどうとか…ということですね。

その辺りはコンプライアンス意識だと思っていて、強すぎるコンプライアンス意識は自分たちの首を締めかねません。いや、実際にそうなっています。

本当であれば、大変なところは手を借りる。ただし、守っていかなければいけないところもあるので、そこはお互いに取り決めをすることが最も大事なんだろうと思うのですが、そこに手を出そうと思っていない。

先生たちは自分たち自身で幸せになる権利を手放してしまっているんです。

④おかしいと気づきつつも何もしようとしない

学校の先生って和を意識しすぎていると思っていて、面倒事を避けて、もっと大きな面倒事を呼んでしまうシーンがあったりします。

よく聞くのが教師としてのプライド。これが邪魔をして素直に周りに助けを求められないのかなとも感じています。

まずいと思ったことをすぐ報告することと、対策を練ること、事を大きくする前にしっかり公開し、節度ある対応を世の中に見せること。

これは良識ある民間企業であれば必ずやっていることです。

ですが、そのようにおかしいと思っていることを報告しなかったり、違和感に気づいたとしても放置したり、誰かのせいにしたりすることもあります。

違和感に気づいた人は何か世の中を変えるチャンスだと考えることが圧倒的に少ないなと感じています。いや、もちろん気付いている人はいるし、行動しているのだけど、その数が少ない。そんな気がしています。

日本の教育制度は何から変わっていくと良いのか?

では、日本の教育はどう変えていくと良いのか?を自分なりに考えてみました。

一人一人の幸せを見つけていく

僕は一人ひとりが幸せを考え、実践していくことが大事だと思っています。制度や、ルールを整え、一気に変えていくことも必要かもしれませんが、ルールはあくまでも武器。これが主体になっちゃいけないんだろうなと。

武器は扱う人の心で如何様にでも変わってしまう。ルールを変えれば「みんなが良くなる」ではなく、みんながルールを変えようと動き出す心があれば、絶対に良くなる。

つまり大事なのはルールではなく、『心』のほうなのかなと思うのです。

そのためには余白や、余裕を良しとし、心が平穏になり、幸せを感じるからこそ、仕組みや、ルールを正しく活かせるのかなと。

仕組みや、ルール自体は人を変えない。ルールを変えているのは、人の心であり、その仕組みや、ルールの意図を汲み取るのも、人の心。

だから、みんなが幸せを感じる必要があると僕は強く思うのです。

年収200万円時代でも豊かな心を持つ

さきほども言いましたが、余白や、余裕を一人ひとりが感じていることはとても大事だと思っています。

なぜなら、これからは年収200万円時代になると言われているからです。つまりお金に関してはこれからもっと厳しくなってくるでしょう。

でも、お金は今よりも稼ぐことが難しくなってきます。そんな時代になって、お金が幸せの全てだと思っている人は間違いなく、疲弊していくでしょう。

ただ、200万円でも幸せには過ごせます。もちろん、お金はあればあっただけ幸せになれると思います。大事なのはお金だけが幸せを感じる要素ではないということ。

身体と心が健康であり、自分が何を為してどう生きていきたいか?を自分で決めているかどうか?

そして、十分に余白を作っているかどうか?

この余白があれば日常の幸せに気づけるようになるんじゃないかと思うのです。

一旦受け止め、志の近い人と協力する姿勢を持つ

今の批判から始まる世の中ってとても辛いなと思います。

特に学校の先生の心労の負担のほとんどは人間関係と言われています。誰だって、批判から始まる世の中はとても辛いですよね。

僕がまず大事にして欲しいと常日頃から言っているのは、どんな考えでも、一旦受け止めること。

「そんな考え方もあるよね」と受け止めるだけでも争いごとはほとんど起こらなくなってきます。

いじめもそうで、「自分と違う」ということが怖さになったり、からかいの対象になったりします。でも、そこに「そういう人もいるんだ」という認める心さえあれば、ほとんどのいじめは解決できるんだと思います。

その上で自分のやりたいことを作り、自分の志の近い人と協力し、高め合っていくこと。

人間全員と協力し合うことは多分難しいんじゃないかと思いますが、認め合うことはできる。でも、それが一番大事なことなんじゃないかと思っています。

一人ひとりの幸せが作られれば学校は幸せな組織になる

よく聞かれるのですが、「学校は組織だから」という言葉。でも、組織だからこそ、僕は一人ひとりを見ることが大事だなと思うのです。一人一人の幸せが生まれれば学校という組織自体が幸せに変わるということ。

組織を変えようとすれば必ずその中に所属する人たちに歪みが生まれてしまう。

だから、ルールや、仕組みから変えようとしてはダメ。大切なのは、ルールや、仕組みを正しく使えたり、作れる人を作っていくこと。

全ての源泉はたった一人の人。地道かもしれないけれど、そこから変えていくことで、教育は正しい方向へと進むのではないか?

そんなことを話したら最近、お話した方で「きみは龍馬とダブる」と言われました。本当にそうなのかは分からないけれど、最近、坂本龍馬がよく目に入ってきます。

彼の言葉に面白い言葉があります。

「我のみぞ知る」

ビジョンを語るものはビジョンを語るものにしか見えていない世界がある。それを少しずつ少しずつ浸透させていく。

僕はみんながより幸せを感じる世界を見たい。ただ、それだけなのだから。

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