全部捨てよう。理想の未来への教育分岐点を作ろう
そして今持っているものを手放すことに決めました。
ブログも教えるのをストップ。ホームページ作成もストップ。作ったコミュニティスペースは妻に渡し、教育に関係すること以外はほとんどストップしました。
たぶん、荷物を抱えたまま前に進むことはできない。それくらい大きなこと。そっちに集中をして、本気にならないと難しい領域なんだと。
広げた風呂敷をたたんで、自分のやりたいと思っていることに進む時がきた。
自分の使命はこれだ。
『世界一、幸せな学校の先生を創る』
もっと先生たちの幸せを増やしたい。
幸せの形は人それぞれ違う。
だから、自分で幸せとは何かを考え、実践でき、どんな環境でも幸せを感じられる夢を諦めない人間を創ろう。環境ではなくて、人づくりをしよう。
そのためにできることは何でもやりたい。僕も本気になろうと決心しました。
学校の先生が自分自身で幸せを見つけられるお手伝いをする
幸せを見つけるっていうのは簡単ではありません。
過去、僕がブラック企業にいた時に「幸せになりましょう」って手を差し伸べられたら、手を弾くと思います。
でも、そんな僕でも幸せを見つけられたのは「自分は何が好きなのか?」「どんな風に生きたいのか?」と自問自答をすること。
そして、自分の使命を見つけて、他人と共有し、気の合う仲間と一緒に自己実現をしていくこと。
これが重要だと。
そのためには
「そんな生き方があるんだ」と知ること。
「自分はどう感じ、気づいたのか」を共有し、多様な意見を受け入れること。
「自分はどんな生き方をするのか?」を実践し、自分の人生を精一杯生き抜いていくこと。
まず自分から志を持って、行動を起こし、見本になっていくこと。
最終的に教員の幸せは自分たちが気づいて、自分たちで作っていくしかないんだと。
だから、僕はその幸せに気付くキッカケをたくさん創る。
幸せな教員から教わらないと幸せな子供たちは生まれない。
そうしないと、きっとまた、職員室で「あとでな」と言われる子が増えてしまう。
僕が思い描く理想の未来
僕がドリプラで発表した未来。
あれが最終形。でも、その世界が日常になるには10年ちょっとじゃできないもんだと思っています。
むしろ僕が死ぬ時、あの光景が見れたら早いくらいなんじゃないかとも思うようになりました。
そのためには先生から幸せにしたい。
先生が幸せになると学校が幸せになる。
学校が幸せになると子供が幸せになる。
子供が幸せになると親が幸せになる。
親が幸せになると地域が幸せになる。
そのためにはたった一人を見つめていくことが大事。学校という組織を作っているのはたった一人の人。人間なんだと。
その教員一人ひとりが「誰もが認め合い、大切な縁を紡いで、なりたい自分に向かえる」ようになれば、教育は変わる。
それがきっと未来を作ることに繋がるんだと考えています。